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異世界に来た少年少女達  作者: 大野(偽名)
第一章森の王
14/18

魔法練習

バツガ「よし、今日は全員に魔法を教える、杖使わないと難しいが頑張れ、桜木は新たな魔法練習だ」

大川「おう!」

バツガ「個別に教える、複身ふくしん

バツガ1秋原 バツガ2桜木 バツガ3御太山 バツガ4大川 バツガ5水野 バツガ6赤井

魔力が高い順桜木←水野←秋原←大川=赤井←御太山(=は同じ位と言う意味です)


秋原「脚刃きゃくはが使いたいです、バツガさん」

バツガ1「うーん、そもそも魔法ってのはイメージなんだが杖がないと結構難しい、杖を使わずに魔法を使えたとしてもその魔法の種類は10が限界だ」

秋原「なるほど」

バツガ1「だから汎用性があって使いやすいのを優先的に選んだ方が良い、脚刃はただ斬撃を飛ばすだけだしな〜」

秋原「自分遠距離攻撃が無いんで良くないですか?」

バツガ1「まぁそうなんだが脚刃きゃくはは後で良いな、今はこの魔法を覚えろ、風破ふうは

バツガの右手周りに風が巻き起こる。

バツガ1「吹き飛べ!」

そしてバツガは右手を正面に掲げると右手の周りの風が正面に飛んでいく。

バツガ1「こんな感じだ」

え、なんか地味、桜木みたいに炎や水を出すのかと思ったら風出すだけって、汎用性あるのか?普通に炎出す方がある気が……

バツガ1「どした?体調でも悪いのか?」

秋原「あ、いや大丈夫です、とりあえずやってみるか、風破ふうは

秋原はバツガと同じ様にやったが何も起こらなかった。

バツガ1「まぁだろうな、魔力は十分にあるしイメージもできてたんだろう、だが自信が無かったんだろうな」

秋原「自信?」

バツガ1「ああ、使える魔法の種類10の内の1になるんだ、無意識にこの魔法で良いのかと言う不安が心に生まれるんだ、その不安を超えるこれでいいと言う自信が必要なんだ」

秋原「なるほど…」

確かに俺はさっき風破に酷いこと言ったしこれで良いのかと言う不安があったな。

バツガ1「風破ふうはは覚えると意外と役に立つぞ、だから覚えろ」

秋原「はい!」

イメージ、手の周りに風を出す、俺はこの魔法でいい、脚刃は後で良い、今はこの魔法を覚える!絶対に!不安を超えろ!!

秋原「風破ふうは!」

秋原の手の周りに風が巻き起こるがバツガよりは風圧が弱い。

秋原「吹き飛べ!」

秋原が手を前にかざすと風が前へ飛んでいく。

バツガ1「上出来だ、次の魔法を覚えるぞ、お前の今の力ならあと1つ覚えられるだろう」

秋原「はい!でもその発言から考えるに最初から一気に10個覚えるのは無理なんですね」

バツガ1「ああ、沢山の魔法を覚えるには相応の力が必要だからな」

秋原「ちなみにバツガさんは魔法をいくつ覚えてるんですか?」

バツガ1「8個だ」

秋原「ちなみに種類は?」

バツガ1「風破、熱火、水水、複身、脚刃」

秋原「残り3つは?」

バツガ1「自心じしん、これは自身の体限定で傷を癒す、本人の力次第で効力は変わる、俺なら全身大火傷しても半分は治る、お前達くらいならかすり傷くらいなら治るだろう。」

秋原「自分の身体しか癒せないのはちょっと使いづらいですけど結構便利ですね」

バツガ1「次は透持とうもち、これは物を透明な手で持って移動させたりできる、整理整頓に役立つんだ」

秋原「透明な手って触れるんですか?人間を掴めたりもできるんですか?」

バツガ1「いや、生物だけは触れないし掴めない」

秋原「どれくらいの大きさまで持てるんですか?」

バツガ1「トイレットペーパーくらいだ」

秋原「なるほど…」

この世界ってトイレットペーパーあるんだ、まぁ普通にお尻拭く時に必要だから生まれたのか、この世界に来てからうんこ出して無かったからトイレにトイレットペーパーあるの気付くなかったな、何考えてんだろ俺。

バツガ1「最後の1つは寝就しんしゅうこれは好きな時に自分が寝れる。」

秋原「え、それだけ!?」

バツガ1「いや、一応絶対その時間に起きるって寝る前に思えばその時間に起きれると言う効果もある」

秋原「寝坊しなくなんの、嬉しすぎる、最高じゃないすか」

バツガ1「ああ、そうだな」

秋原「と言うか好きな時に寝れるって意味ある?」

バツガ1「たまに寝れない時があるんだよ、その時に使ってる」

秋原「なるほど、意外といいかもしれないな」

バツガ1「話が脱線したから戻すぞ、お前に覚えて貰う呪文は他心たしんだ、自分以外の生物の傷を癒す、これも自心じしんと同じで本人の力次第で効力は変わる」

秋原「わかりましたけど治す傷が無いんですけど?」

バツガ1「実はまだ火傷治ってないから治してくれないか?」

秋原「えっと多分無理です」

バツガ1「だろうな、じゃあこうするか」

バツガはポケットからナイフを取り出し口に咥え腕を斬った(リスカした時くらい)、その後ナイフをポケットに戻した。

バツガ1「ヨシ、治せ」

秋原「えぇ、あ、はい」

バツガさんって本当に変わってるな……自分の身体もっと大事にした方がいい気がするな……まぁ分身体だから良いのか?いや、このバツガさんが分身体とは限らないけど、そもそも複身ふくしんがどういった魔法なのかわかんないから後でバツガさんに聞こう。

バツガ1「おーい?」

秋原「あ、すいません」

バツガ1「ちなみに俺覚えてないから頑張ってイメージしてくれ」

秋原「はい!」

バツガさんの傷を癒す、治す、傷口を元の身体に戻す様に………

秋原「他心たしん!」

秋原は手をバツガの傷に掲げ唱えると、バツガの傷周りに緑色のキラキラしてる光が現れてどんどん治っていく。

バツガ1「上出来だ」

秋原「これちょっと……疲れます」

バツガ1「うーん、見た感じ撃ててあと2回か」

秋原「そういえば複身ふくしんってどういった効果なんですか?」

バツガ1「自分の分身体を出す、本人の実力次第で人数は変わる、俺は6人が限界だ」

秋原「本体の確認方法ってあるんですか?」

バツガ1「無い、完全に運で当てるしか無い」

秋原「え、強……」




桜木「今日は何を覚えれば良いんですか?」

バツガ2「他心と風破と自心だ」

桜木「どういった魔法なんですか?」

バツガ2「かくかくしかじか」

桜木「なるほど」

バツガ2「後は魔力を上げるぞ」

桜木「そもそも魔力ってなんですか?」

バツガ2「うーん、簡単に言うと魔力が高いと魔法を沢山撃てる、魔力が低いと魔法をあまり撃てない、魔法の使用回数と思え」

桜木「なるほど、ちなみに魔法が違うと魔力の消費量も変わるんですか?」

バツガ2「ああ、めっちゃ変わる、他心等の他人に干渉する系は消費量が高い、熱火や風破等の手から何か出す系は消費量は少ない、その他の自身に何かする系や物に干渉する系は消費量はバラバラだ」

桜木「なるほど、そういえば魔力ってどうやって上げるんです?」

バツガ2「魔法撃ちまくっとけば上がる」

桜木「わかりました、それじゃあ三つの魔法を覚えれるよう頑張ります」

バツガ2「ああ、がんばれ」




御太山「拙者ついに魔法を習得できるの嬉しすぎますぞ!魔力が低いと言われた拙者が!」

バツガ3「無理だぞ」

御太山「!?」

バツガ3「流石に魔力が低すぎる」

御太山「え……」

バツガ3「まぁでも安心しろ、奥義を覚えさせてやる」

御太山「奥義?」

バツガ3「魔法を纏った物による攻撃だったり魔法の応用による攻撃だったり、何かによって覚悟がキマって本来より強い攻撃の事を奥義と言うんだ、そして御太山に教えてやる奥義は反発魔法使うんだ」

御太山「反発魔法?」

バツガ3「反発魔法は魔法を纏った攻撃が魔法纏った身体や防壁魔法を反発してその魔法を貫通して攻撃が相手に当たるんだ」

御太山「バツガ氏魔法言い過ぎて何がなんだかわかりませんぞ、そもそも防壁魔法とはなんですぞ?」

バツガ3「あ~、防壁魔法ってのは自身を守る魔法だ」

御太山「わかりましたぞ」

バツガ3「それで反発魔法を簡単に言うと、魔法を貫通する魔法だ」

御太山「わかったおバツガ氏、でも今思ったんだけど反発魔法と言ってるし魔法じゃないのかお?」

バツガ3「あ~、反発魔法は色々とややこしいんだよな、事象の1つだと思っとけ」

御太山「了解ですぞ!」

バツガ3「それで説明で色々と忘れたと思うが奥義を教えるんだったな、その奥義の名は魔通一発まつういっぱつだ、内容は反発魔法する矢を放つ」

御太山「どうやってやるんだお?」

バツガ3「矢の先端に魔力を集中させ、放つ瞬間に魔力を解放させるイメージしろ」

御太山「わかったお、(深呼吸)魔通一発!」

いつも通りの矢、矢が岩に当たると衝撃により折れて地面に落ちる。

バツガ3「ヨシ、練習をしまくれば行けるだろう」

御太山「わかりましたぞ」




大川「俺って魔法いくつ覚えられるんだ?」

バツガ4「1つだな、魔力の高さ的に考えて」

大川「1つか〜、何を覚えるんだ?」

バツガ4「複身を覚えさせたいが今の力だとキツイだろうしな〜、うーん、自心だな」

大川「自心って?」

バツガ4「かくかくしかじか」

大川「なるほど、ちなみになんで自心なんだ?」

バツガ4「お前の戦闘スタイルに合うかなと思ってな、トンファーは攻撃も防御もやりやすいバランスがとれてる武器だ、なら下手に攻撃魔法を覚えさせるよりは回復手段のない今自身を回復させる魔法を覚えさせといた方が良いと思ってな」

大川「わかった、どんな風にやるんだ?」

バツガ4「イメージしろ、自分を癒すと言うイメージを、後自信」

大川「自信?」

バツガ4「かくかくしかじか」

大川「なるほど、やってみる!」

できた!(省略)

決してめんどくさくなったわけじゃないからね、ほんとほんと、あ、ちな自心の描写は他心とほぼ同じやで、まぁいつか自心はやるからその時に描写すると思います。




水野「なんの魔法を覚えればいいんです?」

バツガ5「まぁ熱火は確定だろ、お前の熱回ねっかいを自力で出す為に必要だからな、後は〜今の魔力だと残り1つだな、熱火でやらかした時用に消火の為に水水だな」

水野「わかりました」

できた!(省略)

水野「そういえばバツガさん」

バツガ5「おう、なんだ?」

水野「あの森にいた謎の不審者は何だったんですか?」

バツガ5「あいつか、罪人達だろうな、目的はわからん」

水野「昔トッシ大事件を起こした奴らですよね」

バツガ5「ああ、じゃあ今度は俺から質問だ、お前らボアーを倒した後はどうする?」

水野「なんでボアーを倒すことを!?」

バツガ5「シンプから聞いた、それでどうするんだ?」

水野「まぁ決まってないですけど、シンプさんが金を稼いで欲しいから冒険者になって欲しい的な事を言っていたので、冒険者になりに行こうかなと」

バツガ5「なるほど、冒険者か、冒険者以外の職業はやらないのか?」

水野「冒険者以外の職業ですか…」

正直な所冒険者は恐らく危険な職業なのだろう、仲間を失うかもしれない、だけど俺はバツガさんを超えてみせたい、昔バツガさんは冒険者だった、なら俺も冒険者になって昔のバツガさんを超えてみせたい。

水野「冒険者以外の職業になりたくはないですね」

バツガ5「なんでだ?」

水野「超えたいんです、バツガさんを」

バツガ5「超えたい?」

水野「はい!」

バツガ5「なんで超えたいんだ俺を?」

水野「俺はバツガさんに憧れました、憧れの存在を超えたいんです」

バツガ5「憧れねぇ、まぁがんばれ」

水野「はい!」

バツガ5「それじゃあ熱回の練習するぞ」

水野「熱回の練習?」

バツガ5「今だと炎を巨大化させるまでに時間がかかり過ぎてる、あまり実用的じゃない、だから炎を巨大化させるまでの時間を短縮する為に色んな回転の練習して試行錯誤するぞ」

水野「わかりました!」




赤井「はぁ魔法って言ったって何を覚えれば良いのよ」

バツガ6「そうだな……お前は武創ぶそうだな」

赤井「ぶそう?何それ」

バツガ6「武創ぶそうは唱えた奴が最も慣れている武器の形をした魔力の塊を手から生み出す、強度等は魔力が高い程強くなる」

赤井「生み出した武器ってずっとあるの?何個武器を生み出せるの?」

バツガ6「いや、確実に1日経つと自動で消える、魔力が高い程生み出す武器の数は増える、お前の場合だと2個だな」

赤井「ふ~ん」

バツガ6「前戦って気づいたんだ、お前はナイフ無いと何もできないってな、だから武器を生み出せる武創ぶそうが良いと思った」

赤井「それでどうやるの?魔法って」

バツガ6「かくかくしかじか」

できた!(省略)

決してめんどくさくなったわけじゃないからね、ほんとほんと、武創の描写また今度で。

すいませんしたぁぁぁ!投稿遅れてちょっとリアルが忙しくて……しかも作品のクオリティそこまでだし…なんかもう本当すいませんした、楽しみにしてる皆さん…と言う事で(どう言う事で?)今度からは投稿頻度なるべくあげます…

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