問題児軍団
審判
「それじゃ湘北高校対三浦台高校の試合を始めます!!」
村雨
「おし!!」
三井
「行くぞ!!」
おうっ!!
バッ
陵南高校の選手で分析が好きな1年生部員の相田彦一
「始まったで!!要チェックや!!」
カチカチカチカチカチ
シャープペンシルをカチカチするほど試合開始に興奮している彼に先輩の越野が注意する
越野
「おい!!もっと静かに見れねーのかよ彦一!!」
彦一
「ハッ…スンマセン越野さん!!」
ボールはバスケ部に残った木暮の手に渡った
木暮
「さあ1本行こう!!」
「はい!!」
陵南主将の魚住
「…湘北はベストメンバーじゃねーな…赤木、流川がいねーじゃねーか…」
復帰した三井はベンチにいた
堀田
「俺たちは普段練習してなかったから体力に自信ないから、最初はお前らに頼んだぞ。あとからめちゃくちゃにしてやるからよ」
怯える湘北部員たちをよそめにベンチには三井の他に不良グループの哲男や竜、堀田番長が陣取っている。
三井
「俺はタバコとか1本も吸ったこと無いんだけどな…」
ボソッ…
動きの硬い湘北メンバーは劣勢のまま試合は進み4-18、見かねた三井が交代を指示、自身もコートへ復帰する。
審判
「メンバーチェンジ湘北!!」
三井と鉄男、堀田と竜がコートに入る!!
三井
「ハッハッハッ諦めの悪い男登場!!おめーらこれで負け決定!!」
魚住
「あの14番どっかで…」
村雨
「なんだァ?生意気そうな奴らがでてきやがったな…」
木暮
「ふーっこの問題児軍団をまとめ上げるのもひと苦労だな…やれやれ」
彦一
「要チェックや!!」
越野
「ウルサイ」
コートに入るや否や竜からパスをもらった三井が3Pシュートを放つ!!
その姿を見て三井を思い出す魚住。
魚住
「三井!!武石中の三井寿だ!!」
パスッ!!シュートが決まる!!
三井
「よォーし!!」グッ
観客
「おおお、アッという間に追いついてきたぞ!!
16-18
そのまま逆転する湘北に三浦台はたまらずタイムアウトを取ってきた。
三井
「いいかよく聞け、オレたちは強い!神奈川を制すまで一気に突っ走るぞ!!」
第4話に続く