プロローグ
金は生きていく上で大切だ!
そんな事を考える様になったのは、俺が小学生3年生になってからだ。
俺の親は、お世辞にもいい親ではなかった。暴力を振られてる訳でも愛されてない訳でもない。
ただ・・・
金使いがとても悪い!!
ふざけんなよ!給料日になったら、やれあれ欲しいだのこれが欲しいだの。
子供に使う金はないってか!(ご飯とかは買ってくれる)
俺だって欲しい物はいっぱいある!ゲーム機におもちゃ、ボール、そんな子供なら欲しいと思うやつはいっぱいある。
そんな幼少期を過ごしてたある日、親が交通事故で死んだ。
えっ⁇
親の借金取りが来た・・・
は!?
借金1000万円!!
うん。イヤイヤ待て待て何やってんの!!
親が死んで悲しいとか、感傷にひたるとか、ないまま俺は親の借金を背負うことになった。
幸い俺を引き取ってくれた、お祖父ちゃんが借金を返済してくれた。
ありがとうお祖父ちゃん涙〜
そんな事もあり働ける歳になってから、俺は金を稼ぐのに必死になった。
お祖父ちゃんに金を返すのは勿論の事、ここまで育ててもらった恩
もある。
「お金は自分のために使え、お前が立派に育ってくれただけでわし
幸せじゃ」
お祖父ちゃん〜〜〜〜!!(涙)
こんな事を言ってくるんだよ!余計仕事にやる気が出るってもんだよ!待ってろよ、金を稼ぎまくってやるからな!
クラッ・・・・・ドサッ
あれ、体が・・・・・・・・・・
そこで俺の意識が消えた。




