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ライキリ ※あらすじのみ

作者: さわゆう

 世界を作り替える。



 よくマンガやRPGの世界では、ラスボスの最終目的が明かされる時、この表現が使われる。



 これらを実行する人物とその規模は作品によって異なるが、物理的にこの世を消滅される方法もあれば、世界に新たな秩序をもたらすという法律的な方法もあり、その手法も千差万別である。



 そんな彼らに共通点として言えるのは次の2点。


 1つは、いずれの場合も遂行者にしっかりとした目的意識があるということ。やっていることの是非、そこに至るまでの過程はともかくとしても、確固たる信念をもって世界の作り替えに臨んでいる。


 もう1つは、その目的はほぼ叶わないこと。世界観にもよるのだろうが、遂行者の独りよがり、過激な少数意見として主人公達に阻まれてしまうことが多い。もっとも、主人公達が英雄として語り継がれるとも限らないため、その世界に生きている人々は世界が作り替えられそうになっており、それが阻止されたことにも気づいていないだろう。


 世界を作り替えるとは、決して容易なことではない。





 でも、僕は知っている。



 たった4人で世界に立ち向かい、世界を変えたチームのことを。



 彼らの行動は逐一記録している。これをSNSにアップしたり、報道機関に投げかければ、世界は一変するだろう。



 本当なら、こんなことをするつもりはなかった。彼らだって、決して誰かに認めてもらいたかったから遂行したわけじゃない。でも、今、世の中では彼らへのバッシングが増え続けている。



 そんなバッシングへのささやかな抵抗を試みる意味でも、彼らの記録をここに記す。


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