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第3話 底辺の逆襲 狙われた人気ストリーマー(1)


キーンコーンカーンコーン


下校の時間

バンドが解散し、彼女との関係も自然消滅

狭苦しい空間から解放され一人で帰る静かな一時……


のハズだった


「何あの美人さん!誰かの彼女?」

「お前ちょっと声かけてこいよ!」

なんだか校門の辺りが騒がしい。


何事かと生徒たちの視線の先に目をやると校門の前に他校の女の子が立っていた……


あの子、どこかで見たことあるな……


あ!そうだ!

確か昨日チンピラからドメポラ被害の男子生徒を助けた勇気のある女の子だ!

ということは昨日の男子生徒にようがあるのだろう!


KY刑事のトラウマで少しビビっていた俺はそうと分かると一安心して余計なことに巻き込まれまいと

早足で校門を通り抜けようとしたその時だった……


ガシッ!

後ろから誰かに肩を掴まれた。


嫌な予感がする……


「昨晩はどうも。今度は逃さないわよ?」

生徒たちの視線が一斉に俺に集まる


なんだろうこのデジャブは……

昨晩?逃さない?え?

なになに?怖い……


き、きっと人違いだろう!

ちゃんと話せば分かるはずだ!


「あ、あの……人違いでは?」

俺は恐る恐る振り返り返事をする。


「はぁ?そのハムちゃん連れといて何いってんの?」


「……え?」


ハムちゃんってこの子グラ太郎のこと見えてんの?


「おいマイテラー。こいつ昨日の女だぜ?」

「知ってるよ!昨日駅で見た……」

「違う。俺らに襲いかかってきたやつだ」


「……は?」


いやいや待てって!

昨晩は裸眼にポニーテールだっただろ!

眼鏡で髪下ろしてる女の子が同じって言われて分かるわけがあるか!


「は?じゃないわよ!昨晩はよくも私の話を聞かずに逃げてくれたじゃない!」


ザワザワ……

「え、昨晩?」

「寺川って彼女いたんじゃ……」

「こいつまたオタク隠して女騙したってこと?」



「あーもう!良いから家についてきなさい!」


ガシッ!


「え?ちょッ!まッ!」

「こんなとこでもたつかないで!恥ずかしいでしょ!」

「……はい。」


こうして俺は彼女の家へと連行された……


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