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ふたつ名の令嬢と龍の託宣【なろう版】  作者: 古堂素央
第6章 嘘つきな騎士と破られた託宣

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第24話 愛の檻 - 後編 -

【前回のあらすじ】

 達観した様子のカイに、終わりが近づいていることを感じるイジドーラ。それでも今まで通りにカイの訪れを信じるよりできなくて。

 後宮を出る間際、カイは訪れていたルチアが行方知れずとなったことを知らされます。探しに出た庭で、カイが見つけたのはずぶ濡れでうずくまるルチアの姿で。

 根回しを済ませ、そのままルチアを連れ出したカイ。そこでふたりは人目も気にせず何度も愛を深め合って。

 一方、王たちの声に悩まされる日々を送るハインリヒは、辺境伯から隣国オーランウヴスの不穏な動きの報告を受けるのでした。

 過ぎた快楽に朦朧(もうろう)としながら、カイの意識が飛びそうになった。

 もう何時間も動き続けて、そろそろ体力も限界だ。


「ねぇカイ、もっとぉ」


 汗だくの体をヘッドボードに預けたカイは、非難めいたルチアに苦笑いを向けた。


「さすがにもう無理。ごめん、ちょっと休ませて」


 目をつむり上がった息を整えていると、ルチアが不服そうに唇を尖らせる。

 寝ころんだまま頭を膝に乗せてきたルチアを、カイはしばらく子猫をあやすように撫でていた。


「もういいよ。ルチア、おいで」


 差し伸べた手で、ルチアの脇を引き上げる。

 対面でカイに跨ったルチアが、うれしそうに口づけをねだってくる。


「カイ」

「ルチア……」


 互いの唇を()みながら、深く舌を絡ませた。

 理性など遠くへ押しやって、飽きることなく抱きしめ合った。


 いつの間に眠りに落ちていたのか、カイは(きし)む体を気だるげに起こした。ルチアは隣で深い眠りについている。枕に沈む無邪気な寝顔に、カイの口元が知らず笑みを(えが)いた。


 明日の段取りに思いを()せることもなく、過ぎた日の記憶に(わずら)わされることもない。今ここにある一瞬一瞬を、ただ過ごすだけの怠惰な時間だ。

 無益にも思えるこの刹那が、(いびつ)にひび割れた心を余すことなく埋めていく。無意識のままルチアの頬にカイは指を滑らせた。


「カイ……?」

「ごめん、起こした?」

「うん? ううん……」


 寝ぼけ(まなこ)で見上げるルチアは、いまだ夢の狭間にいるようだ。


「ねぇ、ルチア。起きたらさ、少し外の空気吸いに行こうか」

「そと?」

「うん、今日は天気もよさそうだし」

「さんぽ? 行く」


 しょぼつく目を何とか開けて、ルチアは大きなあくびとともに起き上がった。


「ルチアの髪、すごいことになってるよ」

「カイだって寝ぐせがひどいじゃない」


 ぷっとふたり同時に吹き出して、互いの髪を整え合った。じゃれ合いながら湯を浴びたあと、数日ぶりに衣服を纏う。


「ここら辺ってちっとも雪が積もってないのね。春みたいにあったかいし」

「この森一帯は地熱のおかげで年中こんな感じなんだ。夏はかえって暑いけど」


 たあいのない言葉を交わしながら小路を進む。途中で見つけた野いちごを、カイはルチアの口に放り込んだ。


「見て、カイ! きれいな花がいっぱい……!」


 たどり着いたのは湖畔に広がる花畑だ。そこめがけて駆けていき、ルチアはくるくると踊るように辺りを見回した。かと思うとしゃがみ込んで、花を摘んでは編んでいく。


「どう? 上手でしょ?」


 無邪気な笑顔で、出来上がった花冠をカイの頭に乗せてくる。鼻歌交じりにルチアはもうひとつ花冠を編み出した。


「それ、なんて歌?」

「知らない。小さいとき母さんがよく歌ってくれたの」

「ふぅん。もっと歌ってよ」


 寝ころんだカイはルチアの膝に頭を預けた。調子の外れた歌声が森の湖畔に響いていく。

 膝から見上げた日の光に、カイは眩しく目を細めた。風にさらわれたルチアの赤毛を、追いかけるように手を伸ばす。


「ルチアさ、オレたちそろそろ戻らないと」

「うん……」


 編む手を止めたルチアは、唇を噛みしめ俯いた。起き上がったカイがその顔を覗き込む。


「ルチアはこのままオレがブルーメ領まで送るから。ここを出たら、オレとルチアはただの騎士と子爵令嬢。いいね?」

「うん、分かってる」


 泣きそうな声で頷き返すと、ルチアは金の瞳をまっすぐに向けてきた。


「わたしカイとの秘密はちゃんと守る。カイがほかの(ひと)のところに行くのも止めたりしないし、わがままも言ったりしない。領地の屋敷でカイのことおとなしく待ってる。だから……」


 ルチアは唇を小さく震わせる。


「連絡だけはしてほしいの。カイが忙しいのは分かってる。でも短くってもいいから何か連絡くれると、わたし安心して待ってられるから……」

「分かった。できるだけこまめに連絡するようにするよ」

「ほんと?」

「うん、約束する。遠方の任務だとすぐには無理なこともあるけど」

「それでもいい! わたしいい子で待ってるから、だからちゃんとわたしのところに帰ってきて」


 ルチアの頬に指で触れ、カイは柔らかく笑みを返した。

 潤む瞳と見つめ合う。


「ルチアはいい子だね」


 了承の証に、唇をやさしく啄んだ。


「そろそろ戻ろう。陽が陰ってきた」


 ルチアの手を引き立ち上がらせる。

 会話もなく舞い戻った寝室で、ぎりぎりまで深く激しく愛し合った。


 力尽きたルチアを抱き寄せ、ぎゅっと腕に閉じ込める。

 絡ませた素足が交差して、内ももに刻まれたカイとルチアの龍のあざが重なり合った。耐えがたくも心地よい熱が、再びふたりをひとつに溶かす。


 向かい合わせで寝ころんだまま、吸い込まれるようにカイも穏やかな眠りについた。


     ◇

 黒ツグミのアムゼルを肩に乗せ、むくれ気味でピッパは後宮の廊下を歩いていた。

 今日は母であるイジドーラの公務に同行し、王妹としての責務を果たしてきた。ピッパの機嫌を損ねたのは、そこで聞こえてきた神官たちの心ない言葉の数々だ。


 ――出来損ないの王女


 以前からそう陰口を叩かれていたのは、ピッパ自身も知っている。そんなふうに言われる理由は、異母姉のクリスティーナと違ってピッパは巫女の資質を持ち合わせていないからだ。


 直系の血を引くくせに、何の価値も見出せないとは。夢見の巫女(クリスティーナ)を失ったとき、その声はさらに大きくなった。


 他人から向けられたむき出しの悪意に、ピッパは深く傷ついた。しかし王族として弱さを見せてはならないのだと、子供ながらに心得てもいる。


(お母様のように堂々としていなくては)


 甘やかされて育ってきたピッパだが、イジドーラだけは過保護に接することはほとんどなかった。

 失敗からは学ばせて、正しき行いにはきちんと称賛を与えてくれる。そんな母をずっと見てきたピッパが、自然と王族の誇りを身に着けたのは当然の結果と言えるだろう。


 しかし今日はその誇りを神官たちに傷つけられた。巫女姫の力を持たないピッパに、言い返すことはできはしない。そのことがまたピッパを強く苛立たせた。


 足を止め、こぶしをきつく握りしめる。

 と、おとなしくしていたアムゼルが、ふいにピッパの肩から飛び立った。


「駄目よ、アムゼル!」


 見失わないよう黒い羽ばたきを追いかけた。後宮を出たアムゼルは、迷路のような王城の廊下を誘うように飛び続ける。


「もう! いい加減にしなさい、アムゼル!」


 息が続かなくなったピッパは、もつれるようにその場にしゃがみこんだ。

 その様子を心配するかのように、旋回したアムゼルがピッパの肩へと戻ってきた。キョロロとさえずりながら、ピッパの顔に頬ずりをしてくる。


「くすぐったいわ、アムゼル。もう分かったから」


 アムゼルの頭を指で軽く撫でつけると、ピッパはようやく立ち上がった。

 闇雲に走ってきた廊下を振り返り、ここはどの辺りだろうかと首をかしげた。


「アムゼルのせいで変なところに来てしまったじゃない。ねぇ、誰かいないの?」


 廊下に向かって声をかけるが、返事をしたのはアムゼルだけだ。

 仕方なく気の向くまま廊下を進む。途中、何もない壁が白く光った気がして、ピッパはそこで立ち止まった。

 何とはなしにその壁に触れる。途端に浮き出してきた扉が、手ごたえもないまま音なく開いていった。


「こんなところに扉が……?」


 不思議に思いつつ、ピッパはアムゼルとともに開いた扉のその先へと歩を進めた。


     ◇

 夢見の巫女の衣装を身に纏い、マルコはレミュリオのうしろを無言で着いて行った。

 これが何回目の神事だったろうか。幾度泉に浸かっても、龍から言葉が降ろされる気配はまるでない。


「マルコさん、今日はやけに元気がありませんね。体調でもお悪いですか?」

「いえ、そういうわけでは……」


 俯いて視線を逸らした。神事に集中しなくてはと思うのに、最近マルコの頭を占めるのは後宮の箱庭で出会った赤毛の令嬢のことばかりだ。

 ずぶぬれだった彼女は、あのあと凍えてしまわなかっただろうか。あちらが先に口づけてきたとはいえ、乱暴にしてしまったことに自責の念が押し寄せる。


「大丈夫ですよ、マルコさん。先代の夢見の巫女ですら、青龍の言葉を降ろしたのは数えるほどでしたから」

「えっ? あ……っと、そうですね」


 おかしな返事をしてしまい、マルコは慌ててありがとうございますと付け足した。

 こんな雑念を抱えた状態で、神事に(のぞ)んでいいものだろうか。そう思うとますます気持ちが重くなる。

 無意識に漏れ出た溜息とともに、マルコは何度も問うた言葉を今日もレミュリオに向かって吐き出した。


「レミュリオ様……本当にこのままボクが夢見の神事を続けていいのでしょうか」

「ご心配には及びませんよ。泉に()かることができる事実こそ、マルコさんが夢見の巫女である証なのですから」

「でもボクが神事を務め始めてから、一度も言霊(ことだま)は降りて来ないし……」

「何ごともないのは、国の(まつりごと)が上手くいっている証拠ですよ。青龍は必要なときにしか言葉を与えないものです」

「レミュリオ様はいつも前向きですよね……」


 後ろ向きにしか考えられないマルコとは大違いだ。


「どうせなら、レミュリオ様が巫女に選ばれたらよかったのに」

「面白いことをおっしゃいますね」

「そうですか? レミュリオ様のほうがずっと綺麗だし、ボクよりも向いてるように思いますけど」

「マルコさんだからこそ、神事を立派に勤め上げられるのですよ。要は適材適所です」

「ボク的には適材とは思えなんですけどね」


 マルコが大きなため息をついたとき、神事の部屋の前までたどり着いた。


「すみません、いつもつまらない愚痴に付き合わせてしまって」

「いいえ、夢見の巫女を護り支えるのもわたしの仕事です。いつでもご遠慮なく」


 静かに笑みを()いたレミュリオに見送られ、奥にある祈りの泉へと向かう。

 泉の中は紛れもない神域なのだと、今では肌で感じ取れるようになった。はじめは何も分からなかったマルコだが、幾度も神事をこなすうちに感覚が研ぎ澄まされてきたのだろう。


 心を整え泉に片足を浸した。(ほうき)(ほこり)が掃かれるように、すっと雑念が払われていく。

 さざ波を立てながら泉の中央まで進むと、マルコは天井に刻まれた模様をじっと見上げた。


(なんだろう……今日はなんだか空気が重い気がする……)


 眉間を押されるような違和感が、先ほどからマルコを取り巻いている。うまく言い表せない感覚だったが、それは確かにいつもと何かが違うように思えた。

 気を紛らわせようと、他に考えを巡らせる。意識するまでもなく、ずぶ濡れの令嬢の姿がマルコの脳裏に浮かびあがった。


「あの女性(ひと)は今どうしているんだろう……」


 鮮やかな赤毛、濡れた肢体。金色の瞳が(いど)むようにマルコを見上げてくる。触れた柔らかな唇、彼女の熱い息遣い。

 神事の最中だというのに、考え出したら止まらなくなった。あの日の感覚が忘れられなくて、マルコの鼓動がいたずらに跳ね上がる。


 そのとき天井を模していた静かな水面(みなも)が小さなさざ波を立てた。異変を感じ取るよりも一瞬早く、得体の知れない(エネルギー)がマルコの頭頂部目がけてずどんと一気に降り注いだ。


 溢れ出た極彩色の光で頭の中が満たされる。目まぐるしく渦巻く映像(ビジョン)に、自分が立っているのかも分からなくなった。内側から膨張していく感覚は、まるで宙に浮いてしまっているかのようだ。


(何かが、来る――)


 泉全体が光の柱に包まれた。その中央でマルコの唇がひとりでに薄く開かれる。


「新たなる夢見目覚めたとき、東の地より災い芽吹く……小さき(ほころ)びなれど、憂いなく備えを施し侮るなかれ……放たれた幼き夢見惑わすは、(やしろ)に隠れし憤怒(ふんぬ)(うろこ)……気つけよ、選べよ、されば自ずと道は変わりゆく……」


 別人のような重い声音でマルコの口から言葉が紡がれていった。白一色に包まれて、マルコのすべてが光の(うず)に溶けていく。


 すべてが過ぎ去り、神域に静寂が舞い戻った。恐る恐る目を開けると、始めと変わることなくマルコは泉の中央に立っていた。名残(なごり)のように揺れる水面(みなも)が、蝋燭(ろうそく)の光を反射させている。


言霊(ことだま)が降りたのか……?」


 動揺する気持ちを引きずって、マルコは部屋の一角を伺った。神事が終わりを迎えたら、あの扉が外から開かれるはずだ。


「マルコ……? そんなところで何をしているの?」


 まったく予想していなかった方向から、いきなり声をかけられた。部屋の最奥で、肩に黒つぐみを乗せたピッパが不思議顔で(たたず)んでいる。

 一瞬、何が起きたか分からなかった。出入り口の扉はレミュリオたちが見守っている。神事の最中に誰かを入れるなど、絶対にあり得ないことだった。


「ピッパ様……いったいどうやってこの中に……」

「そんなの、そこの扉から入ってきたに決まっているでしょう?」


 ピッパが振り返った方向は、扉がある場所とは真逆の壁だ。


「マルコこそ水に浸かって寒くないの?」


 歩み寄るピッパにマルコは顔を青ざめさせた。夢見の巫女以外の人間を、決して泉に近づけてはならないと言われている。


「ピッパ様! ここは神域、それ以上泉に近づいてはなりません!」

「神域の泉……? じゃあここがクリスティーナお姉様が話していた祈りの泉なのね!」


 止まるどころか、ピッパは勢いよく泉にかけ寄ってきた。瞳を輝かせ、揺れる水面に手を伸ばす。


「いけません!」

「ぎゃあっ」


 泉の水を(すく)い上げた瞬間、閃光が(ほとばし)った。引き()れた悲鳴を上げたピッパが、跳ね飛ばされて宙を舞う。


「ピッパ様……!」


 無我夢中で水中の階段を駆け上がった。床に打ち付けられたピッパは、人形のように倒れ伏している。

 助け起こそうと肩を掴んだ。途端に灼熱(しゃくねつ)の痛みが体を駆け抜け、獣のごとくの叫び声がマルコの口から響き渡った。

 長い絶叫ののち、マルコはピッパの真横に倒れ込む。音を失くした神域は、何事もなかったように静けさを取り戻した。


 どれくらい時が過ぎただろうか。ピッパの指がぴくりと震え、その(まぶた)がゆっくりと開かれる。生気のない顔のまま、手のひらをついて気だるげにその身を起こした。


「マルコ……?」


 すぐそこで横たわるマルコを、不思議そうにピッパはのぞき込んだ。次いで自身の顔にペタペタと触れ、再びマルコに視線を戻す。


 何を思ったのか、ピッパは四つん這いのまま泉に近づいていった。(ふち)から水面を覗き込み、映った姿に金色の目を見張る。先ほどと同じように自分の顔に触れると、水鏡に映るピッパも同じポーズで動きを止めた。


「あは、あはは……」


 半笑いで振り向いた。少し離れた場所で、気を失ったマルコが横たわっている。


「モモ、マルコから飛び出して、ピッパ様の中に入っちゃった!」


 興奮気味に叫ぶと、ピッパは泉の中にドボンと飛び込んだ。底すれすれを潜水し、泉の中央で浮上し顔を出す。


「ピッパ様、馬鹿な女の子!」


 ケタケタと笑い声を立てながら、泉の水を掬い上げてはピッパは天井高く振り撒いていく。


「よかったね、マルコ。これからはモモがぜんぶやってあげる。マルコがいやなこと、ぜんぶぜぇんぶやってあげる!」


 バシャバシャと叩かれる水面は、拒絶することなく美しいきらめきを返した。


【次回予告】

 はーい、わたしリーゼロッテ。夢見の力を失い神殿に戻されたマルコ様。新たな巫女となったピッパ様は、次々と龍の言霊を降ろして行きます。そんな中、辺境の砦で開かれる夜会に、わたしとジークヴァルト様も行くことになって……?

 次回、6章第25話「忍び寄る影」 あわれなわたしに、チート、プリーズ!!

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