前提検証1 成長出来るか
肉体があるのなら、筋トレでもして筋肉が発達するかなど視覚的に検証出来る。
しかし視覚もなければ肉体も認識出来ない以上、どのように検証すれば良いだろうか。
【手法の検討】
これからの事を考える上で非常に重要な要素となるのでなるべく確信を持ちたい。
なので数値化出来るような手法が望ましい。
考えた末、計算能力を選択する事にした。
【仮定】
経過時間は認識出来るので、何日×何時間×何分を暗算し、開始から終了までのスピードが向上していけばこのような状態でも『成長する事が出来る』と証明出来るのではないか。
【検証開始】
現在の経過時間は2日と15時間32分28秒
2×15×32×28=26880
算出が完了した経過時間は15時間45分11秒
よってかかった時間は12分43秒となる。
【検証記録】
1回目 12分43秒
2回目 11分51秒
3回目 13分2秒
4回目 11分20秒
5回目 12分11秒
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10回の試行で平均12分8秒。
10回ずつに平均値を記憶していく。
幸い睡眠も必要なく、疲労も感じない。
頭が痛くなる様子もない。
どうやら肉体に依存する諸々は考慮しなくて良さそうだ。
【検証結果】
合計2000回の試行を行った。
最初の1000回の試行でおおよそ平均11秒。
次の1000回の試行で平均9秒。
【結論】
特に最後の方は8秒台後半で安定してきていた為
『成長する事が出来る』と判断する。