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何もない空間で考えてみる

二億年ボタンという話を聞いた事があるだろうか。

1回ボタンを押すと報酬が貰える代わりに二億年過ごす事になり、その間の記憶は失われる。

今私が置かれている状況は、その二億年ボタンを押した直後と同じような状況と思って頂いて構わない。



【環境設定】

私を取り巻く環境はこうだ。

①肉体を認識する事は出来ない

②空腹や尿意など肉体に関連する全ての欲求もなく、睡眠も取る必要がなく、何も行わなくても存在を維持できるように思われる

③視界はない

④経過時間だけは認識出来る

真っ暗な空間に意識だけが漂っているイメージだ。

実際は身動き出来ないほど狭い空間にギチギチに詰め込まれているのかもしれないが、閉塞感も感じないので広い空間という事にしておこう。


【いくつかの検証】

これからの事を考える前に、非常に重要な要素がある。それを確かめるためにいくつか検証を行った。

最重要事項は『成長出来るか』だ。

『変化出来るか』といっても良い。


このような非現実的な状況だ。

もしかしたら恒久的に何もかもが変化出来ない可能性もある。


変わらない二億年。

時間という檻に囲まれた地獄に他ならない。

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