表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

掌編小説集9 (401話~450話)

ある料理

作者: 蹴沢缶九郎

熱したフライパンにバターを入れる。そこへ、冷蔵庫に余っていたモヤシとぶつ切りにした牛肉を適量投入し、モヤシはきつね色になるまで、牛肉は赤身の部分がなくなるまで炒める。

次に、やはり適量の塩、胡椒、醤油で味付けした溶き卵と、ほぼ同時に冷飯を入れて軽く炒め、卵が固まる直前のタイミングで火を止め、丼に移して完成。


この世の美味や珍味の料理を食べ尽くした高名な美食家が、人知れず作った名もなきこの料理は、決して世間に知られる事はないが、美食家は今まで食したどの料理よりも、この料理が一番だと思っている。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ご飯をいれるんだ?もやしと牛肉だけで、十分おいしいきがする。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ