最終話 境界線の消滅
最終話 境界線の消滅
2238年 夏の始まり ヨーロッパ
僕らはあれからさらに北へと進み、海に出た。
僕は立ち止まり、海を見る。
「この海の向こうにある島にきおくがあるんだな。」
僕は独り言のように言った。陸続きでは無くひとつの島にロンドンはあるらしい。人に聞くものの、聞く人は口をそろえて「行っても何も無いよ」と言うだけだった。
本当に何も無かった場合は、ここまで来た意味が消えてしまうだけでなくじっちゃんが嘘を言ったことになる。必ずあると思って進むしかない。
「やっとここまで来たね。」
サヤも海を見て言った。そして、僕を見て続ける。
「早く行こうよ。」
僕らは海岸沿いを船着場を探して歩いた。船が無ければ島には渡ることが出来ない。
しばらく歩くと、小さな船着場を発見する。小さいと言っても、船が一つしかないほどだ。男が一人桟橋に座り、海に足を入れている。
「あの、すみません。」
僕は男に近づいて声をかけた。近くで見た男はほっそりとしているものの筋肉はあるようだ。
「なんだい。何か用かい。」
男は僕らを見て言う。
「海を挟んだ向こう側の島へ行きたいんです。連れて行ってくれませんか。」
僕は男へ言った。この人が無理だったら、また探さなければいけない。それはそれで面倒だ。
男は右手で頭をかくと、僕らを見た。
「船を移動手段として求めるんなら、仕方が無いよな。連れてってあげるよ。」
男は僕らにそう言う。そして、海を見ながら続けた。
「それにしてもあの島に行きたいだなんて、久しぶりに聞いたよ。」
「前にも誰かあの島に行きたいって言ったんですか。」
サヤが男に聞く。誰かとは誰なんだろうか。まさか、姉さんたちなのか。
「ああ居たよ。そうだな、確かあんたらのように男女二人組だったと思うよ。」
男は僕らに言った。男女二人組か。姉さんと義兄さんである確証は無いけど、可能性は高そうだ。
「そうですか。ありがとうございます。」
僕は情報を提供してくれた男に礼を言った。姉さんたちでは無かったとしても、島へ向かう人が居るということ。多分僕らと同じ考えの人間が居ることはわかった。
「よし。ちょっと待ってな。」
男はそう言うと、船に載せてある荷物を陸に上げていく。
「道具があると、人間乗せられないからね。」
そう言いながら、船に載せてあった道具類を僕らのところに置く。そして、僕らを見て続けた。
「さてと、行こうか。」
僕らは男の船で陸を離れ、島へと向かった。
僕らは島へ着き、船から下りた。空を見れば、太陽が西に傾きだしていた。
「本当に、こんな島になんの用があるんだい。」
男が僕らに言う。
「色々とあるんです。」
僕は男にそれだけ言った。
「ありがとうございました。」
僕らは礼を言うと、船を離れた。
「ちょ、ちょっと。」
背後から男の声が聞こえてくる。僕らは振り向いた。
「私は帰りますからね。」
男は僕らに言った。
僕は空を見上げる。このまま居たら夜になるだろう。そこまでかまっていられないか。
「どうぞ。あとは僕らでなんとかします。」
僕は男へ言う。この先に僕らが求めたものが必ずある。それさえ手に入れば、あとは自力で帰ってきてもいいだろう。それに、何時戻れるかもわからないんだから。
「知りませんからね。」
男はそう言いながら陸を離れていった。
僕らは陸を見る。この先に僕らが求めた場所があるんだ。もうすぐだ。
この島のロンドンという町の中にあるんだろう。しかし、そこは何処なんだ。
町の中にあるとしかわからない。
「あれ。」
サヤがある方向を見ながら僕に言った。そして、僕を見て続けた。
「女の子。」
「誰か居るのか。」
僕も、サヤと同じ方向を見た。すると、半壊した建物の傍に女の子が見えた。
彼女は、僕らが気づいたことを確認するとどこかへ走っていってしまった。
「追いかけてみようよ。」
サヤはそう言いながら走り始めていた。
「ちょっと、待てよ。」
僕もサヤと一緒に女の子を追いかけ始めた。
女の子は所々で立ち止まり、僕らが付いて来ていることを確認する。彼女が何度かその行為を繰り返すと、目の前に大きな二つの建物が現れる。彼女はその間を走り抜けて、小さな扉の向こうに消えていった。
「なんだ。この建物は。」
僕は立ち止まり両側に立てられた建物を見る。どちらも急いで造られたのか綺麗な形はしていなかった。これまで色々な建物を見てきた上で見ると、造りの悪さが目に付く。
「ひとまず、あの扉の向こうへ行ってみようよ。」
サヤは僕を見て言った。女の子が消えた扉の先。そこは、僕らが求めた地なのかもしれない。
「そうだな。行こう。」
僕はサヤを見て言った。
僕らは扉へ向かって歩き出す。そして、扉を開けた。
扉を開けると下へと続く階段があった。階段が行き着く先を見ると、そこには先ほど追いかけた女の子と年老いた男性が居た。年齢差からして二人は親子なのかもしれない。
「いらっしゃい。」
僕らが階段を下り始めると、女の子はそう言った。階段を下りきると僕らは二人に挨拶した。
「よく来てくれたね。君たちも、きおくを見に来たんだろう。」
年老いた男性が僕らを見て言う。そして、続けた。
「ああ、自己紹介がまだだったね。私はウィリアム。そして、娘のミナだ。」
「どうぞよろしくね。」
ミナと紹介された女の子は僕らに挨拶する。
「僕はカイです。こっちはサヤ。」
僕は自分と隣に居るサヤを紹介した。
「君たちは東洋人かい。」
ウィリアムさんは僕らを交互に見ながら聞いた。東洋人な面してますか。
「はい。そうです。日本から来ました。」
僕はウィリアムさんに言った。
「日本か。遠かっただろう。まだ日本から来た人間は君たちを除いて二人しかいないよ。。」
ウィリアムさんは僕らに言う。僕らの前に二人、ふたりってまさか。
「まあ、立ち話もなんだからこちらに来て休みなさい。疲れただろう。」
ウィリアムさんは僕らを奥の部屋へ通そうとする。その前に、確認しておきたかった。
「二人って、どんな人たちだったんですか。」
僕はウィリアムさんに聞いた。
「男女二人組だったよ。名前はセイジくんとマヤさんだったな。」
「姉さんたちかもしれない。」
僕はサヤを見て言った。姉さんたちもきおくを見るために旅をしていたんだ。名前が同じなら可能性は高いだろう。
「なんだ。その二人と知り合いなのかい。」
ウィリアムさんは僕らに聞く。
「姉と義兄がここを目指して旅をしていまして、その二人の名前と同じなんです。」
僕はウィリアムさんに言う。
すると、ミナは僕に近づいてきて顔をじろじろ見た。
「確かに、お姉ちゃんに似てるような気がする。」
ミナは僕を見ながら言う。そして、ウィリアムさんを見て続けた。
「だとしたら、あそこに連れて行かなきゃ。」
あそこって何処なんだろうか。
そのとき、扉が開く音がする。誰かが階段を下りてきた。
「ウィリアムさん。さっき施設に入っていくやつらを見たんだが。」
声のするほうを向けば、大男が居た。
「ああ、グランくん。それはこの子達のことじゃないかね。」
ウィリアムさんはグランと呼ばれた大男に言う。そして、続けた。
「日本から来たようだよ。」
「男女の二人組か、しかも日本からとはあいつらみたいだな。」
グランは僕らを交互に見て言う。あいつらってやっぱり姉さんたちなのかな。
「話を聞いていると、カイって人がお姉ちゃんの弟さんみたいなの。何処と無くお姉ちゃんに似てるし。」
ミナがグランを見て言う。
「ほお。」
グランは僕に近づいてじっと見る。
「確かに何処と無く似てるかな。」
グランは僕から顔を離しながら言った。
「でしょ。この人が言ったお姉さんお義兄さんの名前とお姉ちゃんたちの名前が同じなの。それに、同じようにこの施設を目指しているらしいから。」
ミナがグランを見て言う。
「そこまで同じならあいつらの弟なんだろうな。」
グランはミナを見て言う。そして、続けた。
「それで、二人のことは言ったのか。」
ミナは首を横に振る。
「そうか、だったらマヤとセイジのところにこいつらを連れていってやろう。」
グランは僕らを見ながら言った。姉さんたちに会えるのだろうか。会えるのならきおくなんて後回しだ。
「あんたらの名前は。」
グランは僕らにそう聞いた。
「僕はカイ。彼女はサヤです。」
僕は自分とサヤの名前を言った。
「そうか。じゃあ、カイくんサヤさん。付いて来てくれ。」
グランはそう言うと、出入り口への階段を上り始めた。
外へ出ると、グランは大きな建物を通り抜けて歩く。すると、来るときには大きな建物に両側を囲まれて見えなかったが裏に低い建物が建てられていた。それに他にも何人か人間がいる。建物に隠れて見えなかったのかもしれない。
「お頭。そいつらなんなんですか。」
建物の前に居た男の一人がグランを見て言う。この人は「お頭」と呼ばれているのか。
「あとで話す。とっとと飯作ってろ。」
グランはその男に言った。そして、僕らを見て続ける。
「私の部下たちだ。」
そして、僕らは再び歩き出した。
しばらく歩くと、海が見えてきた。グランはそのまま歩き続けて、海が見える崖の上に到達した。目の前には沢山の墓が見える。まさか、まさかな。
グランは墓の間を通って歩く。そして、ある墓の前に立ち止まった。
「マヤとセイジだ。」
グランは二つの墓を見て言った。
「え。」
僕はそれしか言えなかった。お墓の中を歩き出した時点でこうなる予感はしていた。しかし、実際言われてみるとやっぱり衝撃だ。
「これが、姉さんと義兄さんの。」
僕はしゃがみこんで二つの墓を見た。そうか、死んでしまったのか。しかし、何故なんだ。
「なぜ死んだんですか。何があったんですか。」
声が大きくなっていることは自分でもわかった。何かが起こったんだ。それに姉さんたちが巻き込まれた。そうじゃなきゃ納得出来ない。
グランは一度深呼吸をする。
「さっき君たちが行った場所はきおくがある施設だ。それはわかるよな。」
グランの言葉に僕らは頷く。それがどうしたのだ。グランは僕らを見て続けた。
「二年ほど前に、あの施設が米国の軍に勝手に占領されてな。俺たちは取り戻すためにそいつらと戦ったんだ。その中にセイジとマヤも居たよ。そして、施設を取り戻した。しかし、多くのものを失った。」
グランは二人の墓を見て続けた。
「二人は、最後まで俺たちと戦った。けど、施設奪還と共に死んじまったんだ。この二人が居なかったら、俺たちは今ここには居られない。二人が、戦いを終わらせたんだ。」
グランの話を聞くと、姉さんたちは命がけであの施設に僕らが来れるようにしていったんだ。姉さんたちは無駄に死んだわけじゃない。
けど、姉さんや義兄さんが殺されたことに変わりは無い。
「軍のやつらは施設を占領して、きおくの中の争いに関する情報を国に持ち帰っていった。」
グランは立ち上がりながら言う。そして、海の向こうを見ながら続けた。
「あいつらは戦争を始めるんだろう。どこかへな。俺たちはあいつらを止めなきゃいけないんだ。それを目指して死んでいった多くの仲間たちのためにもな。」
グランは僕らを見て続ける。
「君たちにも手伝って欲しいが、急に言ってもわからないよな。まずはきおくを見てからゆっくり考えて欲しい。あの施設の、きおくの存在する意味を。」
グランは一度深呼吸をすると続けた。
「一気に色々言い過ぎたな。さあ、戻ろう。君たちが求めたものがお待ちかねだ。」
僕らは施設へと戻る道を歩き出した。
歩きながら僕は考えた。姉さんたちが望んだことを。
姉さんたちは施設を取り戻そうとした。そして、あいつらを止めようとした。
それをするだけの価値がきおくにはあるのだろうか。見てみればわかるんだろう。さあ、見せてもらおうか。彼らが守ったものを。
僕らは施設に戻ると、ウィリアムさんとミナが待っていた。
「お姉ちゃんたちのお墓、見てきたんだね。」
ミナの言葉に僕らは頷く。
「早くきおくが見たいんです。案内してもらえますか。」
僕はウィリアムさんに言った。どうしても早く見たかった。
「急いでも逃げていくことは無いが、早く見たいというのなら。こっちだ。」
ウィリアムさんはそう言うと、僕らをきおくのある部屋へ案内した。
部屋の中は真っ暗だったが、ウィリアムさんが壁の近くで何かした直後、明かりが付いた。
部屋の壁一面には巨大な四角い何かが貼り付けられていて、その下には台がある。その台には手の形をした印がある。手形に合わせて手を置けというのだろうか。
「ここがきおくの部屋だよ。台に両手どちらかの手を置いて、知りたいことを心の中で思えば目の前の画面に映し出される。」
ウィリアムさんは僕らを見て言った。まったく理解しがたい方法だが、この部屋を見ると信じたくもなる。この部屋だけ他の部屋とはまったく違うように見えたからだ。
「ああ、二人だから手を繋いだ状態で台に手を触れるといいよ。」
「え、何故ですか。一人でも操作できるんでしょ。」
僕はウィリアムさんの言葉に応えた。
「手を繋いだ人は操作は出来ないけど、知りたい情報は共有できるんだよ。説明より実際にやってみたほうがいい。」
ウィリアムさんは僕らに言った。
僕はサヤと手を繋いだ状態で台に触れた。すると、目の前の画面がゆっくりと白く光りだす。それとともに音が聴こえてきた。僕は周りを見る。どこから聴こえてくるのだろうか。サヤも同じように出所を探しているようだ。
「君たちに直接音が届いているんだよ。台に手を触れていない人は、台に触れている人から手を離すと聞こえなくなるから気をつけてね。」
ウィリアムさんは僕らを見て言った。ということは、ウィリアムさんたちには聞こえていないってことか。
完全に白い画面になると画面には音とともに沢山の単語が並べて表示されるが、すぐにその中のひとつだけが残り他は消えてしまった。残った単語が音とともに消えると、画面に大きく「調べたいことを思い浮かべてください」と表示される。
調べたいことと言っても色々あってどれから調べればいいんだろうか。
僕はサヤを見た。操作の出来ないサヤは引き出された情報を見るだけだ。
「好きに見ればいいよ。私はそれを一緒に見るから。」
サヤは僕を見ながら言う。そして、画面を見た。
「そうか、それじゃあまずは。」
僕はそう言うと、心の中でずっと知りたいと思っていたことを思う。この旅で知りたくても知ることの出来なった数多くのことを。
僕が思えば情報が画面に表示されていく。
「元の画面に戻りたい場合は、画面下の検索っていう印を押すように心の中で思うんだ。」
ウィリアムさんが背後から僕らに声をかける。戻り方がわからないと面倒そうだ。
さてと、次は何を見ようか。
僕らは幾つもの情報を引き出して見た。人々を幸せにする発明の中に潜む人間の底知れない悪も。
けど、どの情報よりももっとも知りたかったことがひとつある。僕は検索の印を押して、最初の画面に戻った。
そして、僕は思った。
この施設が作られた意味は何なんだ。
僕がそう思った直後、サヤがこちらを見たことが確認できた。
すると、画面内に人が現れた。それは、まるで画面の向こうに人が居るように感じられた。
「この施設はあくまで我々人類のきおくの退避場所に過ぎないのだよ。」
画面の中の老人は僕らに言った。
あんた誰だ。僕は画面に向かってそう思った。これまでは文章や絵といったものしか表示されなかった。しかし、今は画面に男が表示されていて、すべての情報が音声で伝達されている。
「私はこの装置に搭載されている人工知能だよ。基本的には、君たちが情報を見るときに裏で操作をするのが私だ。」
画面の中の男は僕らにそう言う。僕が思ったことを理解している。なんなんだこいつは。
ならば、何故前に出てくる。裏方なら前に出てくる必要も無いだろう。
「この施設に関することは私が答えるようになっている。」
画面の中の老人が言う。施設について全部知っているんだろう。ならば、聞こうか。
この施設が退避場所とはどういう意味なんだ。
「この施設は、これから起こる戦争によって人類のこれまでのきおくが後世の人間に伝えられずに消えていくことがないように造られたものだ。そのために、きおくは誰でも思った通りに操作できる装置を使って取り出せなければならない。だから、既に玩具の一部に使用されるほど広まった装置を使用することにしたんだ。」
画面の中の老人は僕らに言う。
戦争というのはあの戦争のことなんだろうか。思った通りに操作できる装置とは今自分が触れている台のことだろう。いや、正確には台に使われている装置だろう。
「この施設はこれから起こる戦争の前に造られたものだ。故にその戦争についての情報は存在しない。しかし、その戦争が終わった後この中にあるすべてのきおくを世界に公開してほしい。それが、私たちの願いだ。」
僕は台から手を離した。すると、老人は消えて最初の画面に戻りゆっくり暗くなっていった。
「もう、いいの。」
手を繋いでいるサヤが僕を見て聞いた。
「うん。もう、いいんだ。」
僕はサヤを見て言う。そして、画面を見て続けた。
「この施設を造った人たちが望んだことは、これまでの人類のきおくが後世の人たちに伝えられること。昔の過ちを繰り返してほしくないことなんだと思う。」
僕らがこのきおくを見た上でしなきゃいけないことは。
「サヤ。僕も姉さんたちが守ったものを守りたいんだ。だから、一緒に居てくれないかな。」
僕はサヤに言った。ここでサヤが嫌だと言うならばもう帰ればいいことだ。
「しょうがないわね。居てあげるわよ。」
サヤは笑顔で言ってくれた。よかったと思う。
きおくのある部屋を見れば、ウィリアムさんやミナは居なかった。あまりに時間が長かったために二人は何処かへ行ってしまったのだろうか。部屋を離れるなら一言言ってくれればいいのに。それとも僕らが気がつかなかっただけなのか。
施設の出入り口へと続く階段がある部屋へと戻った。すると、ウィリアムさんとミナが横の部屋から出てくる。
「見終わったのかい。それとも見飽きたかな。今日はもう遅いから泊まっていくといい。」
ウィリアムさんは僕らにそう言った。
「え、いいんですか。ありがとうございます。」
僕はウィリアムさんに言う。このまま泊まってもいいけど、まだすることがあった。
「外の人たちと話して、また戻ってきます。」
僕はそれだけ言うと出入り口への階段を上り始めた。
「じゃあ、ちょっと行って来ます。」
背後からサヤの声が聞こえてくる。かまわず階段を上り、扉を開けて外へ出た。
外は既に暗くなっていた。空を見上げれば雲ひとつ無く沢山の星が見えた。
この世界もこの星空のように澄んでいればいいのに。
境界線 完