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逃避行2

全然逃避行ではないですが....

「遅い!何時間待ったと思ってんのよ」


待ち合わせ場所に着くとエリザが馬を2頭待機させていて待っていた。

ここは王都を出て、街道沿いに少し歩いた脇にある森の中だ。

森は高い木々が立ち並び幹は太く、人一人を隠すくらいは雑作もない


「時間通りだろ」


むしろ少し早いくらいだ

処刑の開始時刻がだいたい11:00くらいだと分かっていたためここに到着するのは11:30分くらいだと言っておいたのだ。


この世界、一般市民は時計ど持っていないが街には必ずと言っていいほど時計台があり、鐘で時間を教えてくれるのだ。

時間は24時間制で地球と同じだ

地球での24時間という分け方は古代エジプトで使われていたのが12進法だったかららしいがこの世界の時間が24時間な理由は不明だ。


きっとお偉いさんが決めたのだろう。


「そうだけど待ったもんは待ったのよ」


こいつ、後でお仕置きが必要だな。今夜は寝かせないぞ☆


「あ〜はいはい」


「で、そこの女が戦利品って訳ね」


エリザはアメリアを見ながら言う。

いつものことではあるが不機嫌そうだ。


「そう言う事」


「アメリアだ。よろしくたのむ」


そう言ってアメリアは手を差し出した。エリザも続いて手を出し握手した。


「エリザよ。一応私の方が先輩だからエリザ様と呼びなさい」


何言ってんだこいつは。お前だって昨日俺のものになったばかりではないか


「いたっ」


てきとーにげんこつを落としておく。

どうせこのくらいでは反省しないだろうが


「なんでお前が偉そうなんだよ」


「こういうのは最初が肝心なのよ」


だそうだ。どこの野球部だよ


「こいつはまな板でいいぞ」


そう言うとキッと睨んできたので、頭を撫でておいた。





「さて、俺の奴隷になるということで構わないよな?」


実は微妙に約束をずらしている。

俺の物になる=俺の奴隷になるではないのだ

が、まあこの世界では似たようなもんだ。大丈夫だろう。

それは首輪を付けた時に何も言わなかったことからも明白だ。


うへへへ。アメリアを奴隷にしたらあんな事やこんな事やりたい放題だ♪


「好きにするといい。もう私はお前のものなのだからな」


キターーーーーー!


アメリアのお許しが出たので、俺は親指の皮膚を噛み切り少し血を出すと、アメリアの首にはまっている奴隷の首輪に押し付けた。

首輪は淡く光ったあと元に戻った。


これでアメリアは俺の命令に逆らえなくなったわけだ。

エリザで一度やっているためお手の物だ。


「契約完了だ」


「ああそれと、奴隷は一日一回主人とエッチしなければならないという決まりがあるからな。これは絶対だからな」


後づけになってしまい申し訳ないがこれは決まりなのだ。


今決めた。


「そ、そうなのか」


どうやら混乱しているようだ。今のうちに畳み掛けてしまおう。


「今なら限定で寝る前と朝のキスのおまけ付きだ!」


「お得だな」


「そんなわけ無いでしょ!」





「冗談はさておき

アメリア、お前の目的はなんだ?」


これが一番重要だ。処刑台では早期解決を図るためにテキトーにお前の目的を手伝ってやるなんて言ってしまったがそもそも俺はアメリアの目的を知らないのだ。


婚約者と結婚することですとか言われたらどうしよう


「....私の目的は姉を見つけることだ」


その後アメリアは姉の事、魔女狩りで苦しんでいる人達を救いたいことなどを打ち明けた。


セーフ

むしろその目的なら俺の目的とかぶっているし実質ただでアメリアが手に入ったわけだ。


「なるほど分かった。

それなら俺についてこればいい

姉が見つかる保証はできないが、魔女刈りで苦しむ美少女達は俺が必ず救ってやる」


「たのむ」


「じゃ出発するか

当面の目標は貿易で金を稼ぎつつ町の乗っ取りだな。」


「「乗っ取り!?」」


「フッフッフッ。目的地はベイズの街だ。」


俺たちは用意していた馬にそれぞれ乗り、目的地に向けて歩き出した。




「ちょっと、なんで私の方に乗るのよ」


「重量的にこれが最善なんだよ

俺だってアメリアの後ろであの豊満な胸をモミモミしていたいよ」


「悪かったわね小さくて!」


俺はエリザを後ろから抱きしめるような姿勢で馬に乗っている。


必然、エリザの小柄で抱きしめると折れてしまう様な身体、流れるようなストレートの髪が目の前にあるわけで....


「いかん、ムラムラしてきた」


「ねぇ、まさかこんな所でやったりしないわよね??」


「....」


やばい図星だ


「ちょっと何か言いなさいよ!」



そんなこんなで俺たちの旅は始まった。











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