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23)エンJOY!?

 

 サツキちゃんの中から心ばかりの応援だけ、させていただきます。

 えっ? 要らないですか、幽霊からの声援。

 まぁ普通、聞こえないですよねぇ~。

 ・・・・・・どこからか、

「聞こえる方が怖い!!」

 と、そんな意見が届いたような気がしましたが、気のせいです。ええ、気のせいです。きっぱり!


 ほら、霊力のある方でしたら、喜んでくださると思うんです。ええ。

 ここは、張り切って声を出して応援しますよ♪


 フレーフレーと。

 ちゃっちゃっちゃ!

 と、おっちゃんが後で合いの手を入れてくれました。タイミングもばっちり、さすがです。

 マキ夫人もおっとりと、笑んでいらっしゃいます。

 相変わらず上品ですね。


 そんなこんなで幽霊の皆さんは今日も平和です。



 私、地に足のつかない? 幽霊ですが日々の生活!?に、うるおいと平穏だって求めます。

 もちろん現在、生きている皆さまだってそうでしょう。

 幽霊だろうとほら、大きな違いはないんですよ!

 死んでいるはずなのに、ココにこうして存在しているんです。

 幽霊としてですが、ね。ここに存在しているのはもう仕方がないじゃないですか。それに考えても答えは出ませんし。

 だったら。ねぇ、楽しい方がいいじゃないですか。

 せっかく存在ココにいるんですから。


 私は、

「やっほ~ぃ」

 なんて、叫んでみました。

 それは大きな声です。もちろんサツキちゃんの中からですよ。

 今度こそ不審に思う方がいても可笑しくはありません。

 まぁ、私の叫びはこだまのように返ってくることはないでしょうが。

「ふふふふっ」

 と、マキ夫人の品良い口元から楽しそうな声が返ったことで良しとしましょうか。



「!」

 おや? 見える、もとい聞こえる方でもいらっしゃいましたか??

 なんかどこかで反応があった模様です。

 答えとしてはっきりと返ってきたものではありませんが・・・・・・。ええ。

 なんとなくと言いますか、気配的な気配的な応えをこう、感じました。はい。

 マキ夫人も何か感じ取られたのか畳んだ日傘を片手に持ち、首を傾げています。

 対して、おっちゃんがにんまりと実に楽しげな様子です。かえってこっちが不安になっちゃうくらいに、い~い表情わるいかおをしています。

 おっちゃんが何を企んで、いやいや。何を考えているかなんてわかりません。この場合、解りたくありません。

 が、いやな予感がしてしまうのはどうしてでしょう??

 

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