表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/15

第一話上司に殺されました。

第一話上司に殺されました。

もう嫌だ家に帰りたい……パーティーを追放された冒険者の奴らが羨ましい、そうすりゃこんなゴミみたいなパーティーやら仕事やらを退職届を出さずに辞めれるのにな……やっぱり、仕事辞めたいでも上司にまた何か言われてそれに殴られるの怖いし嫌だ……もういっそのこと上司の連中が死んでくれればな……あれ、突然意識が…………あっこれが過労死というやつなのか。あいつらじゃなくて私なのかよ、まあ仕方ないか……だって今月家に帰ってねぇし

バタン

私が倒れた時突然頭にやかましい声が聞こえた。

「新しいスキル過労不死を獲得しました」

何言ってんのこいつ?私がしたのは過労不死じゃなくて過労死だろうが……でも考えられるってことはやっぱり死んでないんだよな……だってよく死んだら考え事は出来ないって聞くし……まあいいや

そんなことより今は寝よう

「おい!ユリア起きろっつってんだろ」

ドンッ

「ああ、チーフ……はあ、まだ生きてたんですね」

「テメェ今なんつった!そういやお前また同期と喋ってたよな、ここは学校じゃねんだよ。テメェは一人がお似合いだな。あはははは……まあとりあえずさっきの言葉俺傷ついたからハラスメントだな。だから俺もやられたからテメェにやりかえすわ」

やべっ思わず心の声が……とっとと死ねよこのクソ上司が!

そして私はチーフにボロクソ言われながら殴られ続け殺された……のだが今私は混乱してる。

なぜなら今持ってるこの書類、ギルドの受付嬢になることを決意して送るはずだった入社誓約書だからだ。

ってことは私は七年前に戻ったのか……なら私はあんな職場に入らず冒険者になる! いつもいつも私たちの職場は冒険者は神様だからって逆らうことは出来なかった。意見一つ言うことを許されず、言えば上司に殴られた。

だから私はこれを利用して元同僚たちをこき使いまくってやる。これで今までの鬱憤を晴らしてやる。そう言えばこの時は私の上司たちが新人の時か……あははは、なら好都合。私は冒険者登録をすぐに済ませたのですぐ武器屋に行き、相棒を買うことした。

私が買ったのは二本の剣、一本は切れ味のいいやつ、二本目は切れ味の悪いやつ……なぜ悪いやつを選んだかと言うと切られたやつの痛みに苦しむ顔が見たいから。いつか上司を殺す!あの野郎いつもいつも………

三十一分後

ふう文句言ったらすっきりしたぁ

周りの人が私を憐れみの目で見てくる。

するとまたあのやかましい声が聞こえた。

「今から過労不死の能力を説明しますね!」

うるせえな別にいいよ説明しなくて

「ダメです。説明します。まず一つ目は疲れません二つ目は眠たくなりません三つ目は人の過労が分かります四つ目に過労で死ぬことはありません最後にこのスキルは成長し続けるのでがんばってくださいね」

はいはい、分かりましたよ。もう逃してくれないわけね。

頑張りゃいいんだろ頑張りゃ。

そしては初依頼を受けるために自分の元職場のギルドに行った。

うわぁ空いてる受付が元上司のクソ野郎のところしたねえよ。しかも後ろに列できてるから行かないといけないし。

「いらっしゃいませ、今回はどんな依頼を受けますか?」

元上司はビクビクしながらそう言っていた。

ああこのパターンは大体後ろに自分の上司がナイフを片手に立ってるんだよな。

たまに両手もあったな

あの後ろの人が私の元上司の上司か

挿絵(By みてみん)

分かってるさクソ上司だって私と同じ目にあったことぐらい……まあ私のこの恨みはそう簡単に消えねえがな

「じゃあこのゴブリン討伐を」

「分かりました。依頼達成頑張ってくださいね」

上司のキャラが違いすぎてなんか怖くなる。

私はゴブリン討伐依頼に行くことにした。


見つけて読んでいただきありがとうございます!!

感想、レビュー、ブクマ、評価が励みになるますので可能でしたらお願いします。

更新は出来る時にしますね

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 女の子可愛いねぇ、よしよし(*´▽`*)ぬふふぅ☆彡 (↑ただの変態です(;´Д`A ```) [気になる点] ゴブリンの討伐依頼でどうなるか気になりますね☆彡 上司という存在が憎しみを生…
2024/07/07 09:05 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ