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19/30

15.5_文章化を自制した定番ネタ/前話との繋がりは無し。


「おじさーん。――お手」


「はいはい」


「おかわり」


「はいはい」


「ちんちん」


「ち……んちんはどうやるんだ。二足歩行はもうしてるし」


「ちんちんッ」


「……出すわけにもいかないよな」


「おじさん。ちーんーちーんッ!」


「ちょ、ちょっと。声。声が大きいぞ、少年。夜だから。静かに」


 単語も単語だった。虎呼郎は軽く身を屈めて少年と目線を合わせると「しーッ」と口の前で人差し指を立ててみせる。


「あー……」と反省をしたような顔で達矢は、


「おじさん――」


 虎呼郎の耳元に口を寄せる。そっと囁いた。


「――ちんちん」


 吐息も付いていた。


 


「…………」


「……おじさん?」


「…………」


「おじさん……?」


「…………」


「おじさーんッ!?」





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