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少年期7 11歳

活動報告に事情を書いておきました。

こちらの作品は一時凍結します。

適切な距離を剣で測り、間合いを取る。

円形に作られた石畳をすり足で動く。相手が一歩踏み出す瞬間に合わせて飛び出す。


無音の歩行サイレントムーブ

速さこそ至高であるアスラ流剣術の下級一位に属する技である。(そんなこととは知らずにユーリは使っているが…)ベイルの踏み出した方向とは逆側から切り上げるように一閃。

しかしその一撃は空を切る。


竜の咆哮

ベイルは高音領域の超音波で行動阻害に出る。俺の足は縫い付けられたように動かなくなる。しかし上半身はまだ動く―――


「水氷弾!」

水弾を氷に変換し、硬度をあげたものを最大速度で打ち出す。以前に比べれば圧倒的に速度を増したそれはベイルに届く前に失速して地面に突き刺さる。


「は!あまいわ!!大気掌握!!」


ベイルの濃厚な魔力が周囲一体に広がり、空間全ての空気がベイルの魔力によって掌握される。それはすなわち俺の周りの空気をも固定し動けなくするもの。人間の体はどこかに体重を乗せてからでないと動くこともできない。

初動を塞がれた今俺は完全に身動きがとれない。それどころか呼吸すら危うい。

「くっ…火炎爆破バーニング


自身の周りに魔力をにじみ出させ、すぐにそれを火炎へと変換させる。主に自爆技だ。

しかし爆発のおかげで大気掌握は解除される。


「げっほげっほ…師匠!大気掌握使うとか卑怯っすよ!!おとなげねー!」

「はっ、最近調子に乗ってきてる小僧にはこれぐらいで丁度いいんだよ」


こなクソ!絶対今日は一撃入れてやる。

そう俺は誓った。ベイルに弟子入りしてからもう5年も経っていた。






ユーリ

人間族 11歳

魔術 中級三位 火魔法 水魔法 土魔法

   中級二位 風魔法 

剣術 下級一位 アスラ流?



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