表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リバーサルワールド  作者: 崎本 燎汰
3/4

忘却への始まり・・・セカンドカウントダウン

突如、転校してきた転校生。雨城由紀とは一体どんな存在なのだろうか。主人公の、古井 涼太郎はその正体を確かめるために、放課後聞くことにしたのだった。

うあーあちーなどの声が教室に飛び交う今は、6月25日の午後14時30分を回ったところである。

「では、今日のHRは終了する。皆、明日も遅れずに学校にくるように。」

山本先生のこのセリフと同時にクラスの全員が部活や帰宅へと急ぐ。そんな中俺は、雨城に話かけようとしていた。

「あ、あのさ雨城。」

「ん?何?どうしたの?」

謎の三拍子で返してくる。

「いやちょっと、ここじゃ話ずらいことだからさ、その二人きりになれるところまでつきてきてもらっても・・・・」・・・・・・・沈黙する俺・・・・・・・

「いいよ。」と雨城が即答してくる。まるであいつも二人きりでしゃべりたかったかのように。

 

 そして俺達は3階の普段あまり人の通らない廊下の端で喋ることにした。

「ちょっと唐突だが、雨城ってなんか特別な力とか持ってんの?」

「え?いくらなんでも唐突すぎるよ。ハハハハ」

だよな?やっぱり唐突すぎたよな?こんなんでしゃべってくれるわけがないもんな。

 そうこうしている内に、今度は向こうからしゃべりかけてきた。

「気づいてたの?」「は?」突然の質問で返答がうまく出来ない。なんでだろう、なんか俺のこころを読んでいるかもような、質問だな。

「威圧された感じになったが」

これしか答えようがない。まったくどう答えればいいんだと思っていたら、あいつはボソっとつぶやいた。

「チッ、バレてたのか。」

 残念ながら俺の耳は、半径10メートル以内の音なら地獄耳のようによく聞こえる。だからあいつのつぶやいた言葉にも気がついた。

「いいわ、あなたの記憶から私の記憶を抹消します。」

彼女がそう告げたとたんに彼女の後ろに巨大な魔法陣が汲みだされる。どうやらこの魔法陣をつかって俺に何かするつもしなのだろう。

その瞬間おれの腕につけていたミサンガが突然青白く光り始める。それがどんどん赤い光に変わって。明るい一条の爆炎になり、俺のうでの上にグルグルとメビウスの輪が作られる。

「な、何だこれ・・・うわ!!」「な、何よそれ、キャァ!!」

体が青と赤の明るい光につながる。

「自分の中にひかりが たくさん、、、、!!」

俺の体にたくさんの光がまとにそして一つの光の球となる。・・・・ウウオオオオオオオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!。

とものすごい奇声が出る。その瞬間と同時に古井がチェンジする。

 青い鎧にみをにまとい、普段おとなしいやつが、青い防具をみにまとった。まさに戦士のよう。

ビリッビリビリ!!稲妻が彼のまわりにほとばしる。

ついに正体を現した雨城由紀彼女も異能な力をもっているようだ。だがこちらも負けずと古井が大変身。

 さて両者のどちらが勝つんだろう?続きは次話で!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ