始まり
何で私は、今ここに居るんだろう・・・?
そんな問いを、何回繰り返しただろうか。
何時もの朝、何時もと同じ風景。
毎日同じ電車に乗って、同じ場所に通う。
退屈な日々。
高校入学して一か月も絶たない内に、“高校生活”というものにも飽きてしまった。
中学の時にやっていたフルートは、物置の中。
たまに弾きたいと思うけれど、それは思う程度。
バイトを始めてからは、少しは忙しくなって、でもまぁ、それにも飽きてしまう。
私は、自分が一番解らない。
自分の中で私は、冷めていて、飽きっぽくて、嘘つきな。
そんな人間。
たまに思い浮かんだタイトルで小説を書き、途中で投げ出す。
その繰り返し。
学校の成績はかなり悪い。
二学期なんか、赤点が4つもあった。
勉強していないから、しょうがない。
そう割り切っている。
高校なんて、行きたくなかった。
でも行かなかったら、近所の人に顔向けが出来ない。
これは親の都合。
私自身はどうでも良かった。
ただ流されるまま受験して、運が良くてたまたま受かった。
ただ、それだけ。
学校はそれなりに楽しい。
でも、やめてもいいって言われれば、速効でやめる。
友達は出来たけど、嫌い。
来る人拒まず、去る人追わず。
これが私のポリシー。
今日はバイトが休みだから、適当に友達から逃げてきた。
誰かと群れるのは、基本的に憂鬱。
小学校と中学校の時の友達は、好きだけど、高校が遠いから会えない。
それに、親が離婚して、私は住む場所を変えた。
それも会えない理由のひとつ。
読んで下さった皆様、ありがとうございます。
拙い文章ではありますが、今後ともよろしくお願いします。