表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
COLOR  作者: 八宮泉


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/7

時をかけて白を辿る

息は白く周りを包み込んで消えては、溶ける雪の華みたいだった。踏みしめた足跡もいつの間にか、花が咲いていた。名もない白い花。近くにはモンシロチョウが数羽、羽ばたきひらりと踊り舞う。春を待ちわびながら暖かい日差しを浴びて両手を空にかかげた。

どこかで聞いた歌詞が脳裏をよぎりながら見上げる空には、白い雲が流れていた。寒さがまだ残るこの季節は、汚れない頃に出会ったあの子を思い出す。友達以上恋人未満、同級生から知り合い、距離が、記憶が遠のきそうになる。ただ、いつも心の底が暖かくなるからあの子を呼び起こす。そして、これはまだまだスタートを切る前の世界に色を落とそうと考えていた僕がみた空想だ。広く大きく羽根を広げて次のページを予感している。染まらないように好きな色を重ね合わせてつくり出すのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ