第十章72 【覇王杯/オーバーロード・カップ1回戦/第6試合】32/RPG対決他1
【格闘ゲーム対決】があれば、当然、【RPG対決】と言うのも試みられた。
連続してと言う事ではないが、【ゲーム系】の勝負がこの【第6試合】では数多く導入されている印象があると言えたのだった。
やはり、【能力】を平均化して、【主人公パーティー】の選択肢として、100種類ほど作り、同じく能力を一定に保っている複数の【ボスキャラ】などを攻略すると言う勝負だった。
これも得意不得意があるだろうから、得意な者はハンデ付きでやる事が出来ると行ったルールが設けられた。
他にも【レーシング対決】、
【恋愛シミュレーション対決】、
【リズムゲーム対決】、
【戦略シミュレーションゲーム対決】、
【アクションゲーム対決】、
【クレーンゲーム対決】、
【パズルゲーム対決】、
【クイズゲーム対決】、
【ノベルゲーム対決】、
【カードゲーム対決】、
【アドベンチャーゲーム対決】、
【ホラーゲーム対決】、
【ミステリーゲーム対決】、
【パーティーゲーム対決】、
【落ち物系ゲーム対決】、
【レトロゲーム対決】、
【ゆるゲーム対決】、
【ギャンブルゲーム対決】、
【育成ゲーム対決】、
【日常系ゲーム対決】、
【ギャルゲーム対決】、
【セクシーゲーム対決】、
【創作ゲーム対決】、
【各種スポーツゲーム対決】、
等々多種多様な勝負が行われた。
だが、共通して居ることはどれも勝敗を決める決定打となる勝負とはならなかったと言うのが特徴だろう。
どれも普通の【ゲーム】にちょっと味付けした様な勝負であり、【覇王】を決める勝負としては物足りないものであったと言えるだろう。
そのため、まとめてこういう勝負もあったと言う紹介で済ませてもらうのはご理解いただきたい。
【ゲーム】を元にした物はこの両チームにとっては娯楽性が高すぎて、決着を付けるための勝負とはなり得なかったと言うことである。
勝敗が決まっても双方のチームは決着に納得が行かないという事が連続したため、相談の結果、この試合において、【テーブルトーク対決】を最後に【ゲーム系】の勝負は禁じ手と言うことで納得したのだった。




