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第十章6 【覇王杯/オーバーロード・カップ1回戦/第5試合】3/バトル方式1

 【覆面選抜メンバー】も決まった所で、双方のチームの【チームリーダー】2人ずつが集まり、勝負の方法を決める事になる。

 【龍馬】は、

「これまた、超美人さんだねぇ~。

 勝たせてもらうのが悪いくらいだ。

 まぁ、野郎の方はどうでも良いけどねぇ~」

 と軽口を叩いた。

 【エレオノーラ】

「また、このクソダーリンが・・・

 美人と見れば誰彼かまわず声をかける・・・」

 とつぶやいた。

 これでも一応、恋人同士である。

 彼等はくしゃみや咳で心と身体が入れ替わってしまうという絆で結ばれている。

 【ミザリー】は、

『ほぉう・・・超美人だそうだ。

 良かったな、【ローンウルフ】。

 お前の妻は敵チームから美しいと認められたぞ』

 とつぶやいた。

 どうやら美人とは言われ慣れている様だ。

 当然、彼女は【ヴァンパイア】であるため、見た目は人並み外れて美しいのはマストである。

 【ローンウルフ】は、

『ふっ・・・

 【ミザリー】が美しいのは当然。

 そこのお前(【龍馬】)、なかなか見る目があるじゃないか。

 お前のパートナーもなかなかの美人だと思うぞ。

 【ミザリー】には及ばないと思うがな』

 と返した。

 【龍馬】は、

「俺は美人には目がなくてね。

 出来ればあんたの奥さんとも一夜を共にしたいと思っている」

 と言うと、【エレオノーラ】は、

「パートナーが相手に負けると言われたんだ。

 少しは文句を言え」

 と言って、【龍馬】にコブラツイストをかけた。

「いたた、いた・・・【エレオちゃん】、戦う前から味方同士で体力奪う様な事をしないでよ。

 ベッドの中でなら歓迎だけどね」

「まだ、言うか、この色ボケ男がぁ・・・」

『仲良いのね・・・妬けちゃうわ』

「どこがよ?」

『喧嘩するほど仲が良いと言う。

 そう言う事ではないのか?』

「こんな奴、熨斗付けてくれてやるわよ」

『ほぉう、ではいただこうかな?

 小間使いに1人下僕が欲しいと思っていた所だ。

 私の眷属にでもしてやろうか?』

「それはちょっと遠慮したいな。

 俺はフィフティー・フィフティー。

 対等の関係で居たいんでね」

『そうか、それは残念ね。

 それより、ルールを決めましょ。

 いつまでも冗談を言い合っていても仕方ないでしょ』

「俺は冗談のつもりは無かったんだけどな」

「余計悪いわ、クソダーリンがぁ」

 と言うやりとりがあった。

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