表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

44/77

第十章44 【覇王杯/オーバーロード・カップ1回戦/第6試合】4/バトル方式1

 【リゼット(LISETTE)サルヴェール(SALVAYRE)チーム】のチームリーダー【リゼット】と【ミッシェル(MICHELE)ウィンターズ(WINTRRS)チーム】のチームリーダー【ミッシェル】がバトル方式を話し合う事になった。

 リゼットは、

「私がリーダーの【リゼット】よ。

 【リゼット(LISETTE)サルヴェール(SALVAYRE)】。

 そっちは誰が私と話すの?」

 と言った。

 すると【ミッシェル】が前に出て、

『私が【ミッシェル(MICHELE)ウィンターズ(WINTRRS)】。

 チームリーダーです。

 バトル方式を話し合いましょう』

 と答えた。

「それで、戦い方だけど、私には1つアイディアがあるわ。

 そっちは何かあるのかしら?」

『それは相談しないと無理です。

 正直、私達のチームは凡人の集まりです。

 ですが、凡人でも力を合わせれば大きな力となる。

 それを証明するために参加しています。

 私は外部スタッフと話し合い・・・』

「もう良いわ。

 何も無いならこちらが提案するけど、かまわないかしら?」

『それは何とも・・・

 相談させていただかないと』

「誰かに聞かないと何も出来ないの?

 私は貴女に聞いているのよ。

 これはチームリーダーが話し合ってバトルの方法を決めると言う事なんでしょ?

 他の誰かの意見を求めている訳じゃない。

 何も無いならこちらの提案を受けて貰うわ。

 それで良いでしょ?

 私、無駄な時間って嫌いなの」

『解りました・・・そちらの意見にお任せします・・・』

「そんな、睨まないでよ。

 こっちも不平等な勝負を提案するって訳じゃないんだから。

 ちゃんと公平な勝負を提案させてもらうわよ」

『解りました。

 ただし、そちらの提案が公平かどうかはこちらで判断させていただきます』

「良いわよ。

 私は不公平な勝負はしない。

 力でねじ伏せる力を持っているのに不正はしないわ。

 なんだったら、私が出した案の一部をそっちで改変したって良いわ。

 こっちは原案だけ出させて貰えればそれで良いから」

『良いでしょう。

 それで承知しました』

 と言う話し合いになったのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ