第十章29 【覇王杯/オーバーロード・カップ1回戦/第5試合】26/バトル・カジノ対決5
6つ目は、【トーナメントギャンブル】である。
これは、16名の【プレイヤー】が【トーナメント戦】で戦い、その戦績を当てるギャンブルである。
1回戦負け、
1回戦勝利2回戦敗北、
1、2回戦勝利、準決勝敗北、
1、2回戦、準決勝勝利、決勝敗北、
全て勝利して優勝、
の5種類があり、どのプレイヤーがどの結果を出すかを当てるものである。
弱いとされるプレイヤーは1回戦で負ける事が多いので当てやすいが、優勝するキャラクターは誰が勝ち残るか解らないため当てにくいため配当も大きい。
また、連続して戦うため、前の勝負が影響して次の勝負で勝てなかったりなどのハプニングも予想される。
それをふまえた上でのギャンブルである。
7つ目は、【エネルギーボールコントロールギャンブル】である。
これはプレイヤーがエネルギーの塊を作り、それを障害物のある競技場をぶつからずにどこまで遠隔操作してコントロール出来るかを競うギャンブルである。
当然、最も長距離コントロール出来るプレイヤーが勝利という条件になる。
8つ目は、【指導対決ギャンブル】である。
これは【師匠プレイヤー】と何も技術を持たない【弟子プレイヤー】がコンビでプレイするギャンブルである。
どの【師匠プレイヤー】がコンビを組んでいる【弟子プレイヤー】に正確に技術を伝授し、その技術を【弟子プレイヤー】が正確に再現出来るか?
それを最も早く実現したコンビが勝利となるギャンブルである。
9つ目は、【荷物相撲ギャンブル】である。
これは、力士役のプレイヤーが荷物を背負いながら相撲をして勝った方を当てると言うギャンブルである。
相撲のルール以外にも荷物も落としてはならないと言うルールも追加されているし、【荷物】は攻撃にも守備にも使ってはならないという事でもある。
最後は、【謎の卵、孵化ギャンブル】である。
これは、何の【卵】なのかわからないたくさんの【卵】を自分で割らずに先に一定数【孵化】させる事が出来たプレイヤーが勝利というギャンブルである。
プレイには何の【卵】だか解らないのでそれを温めたら良いのか?逆に冷やしたら良いのか?それとも振ったら良いのか?はたまた音楽を聴かせたら良いのか?等々全く解らない【卵】を使用するものとする。
以上が、【夫婦チーム】が提案した10種類のギャンブルになる。
それでは、全てと言う訳にはいかないが、そのギャンブルのやりとりを少し除いて見ようと思う。




