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第十章27 【覇王杯/オーバーロード・カップ1回戦/第5試合】24/バトル・カジノ対決3

 6つ目は、【背面タッチギャンブル】だ。

 簡単に言えば、自分以外のプレイヤーの背中をタッチすれば、タッチされたプレイヤーは失格という勝負で、最後まで残っているプレイヤーを当てると言うギャンブルとなる。

 逃げ回っていても最後まで残れば、勝者となるギャンブルである。

 だれが最後まで残るか?

 または、最後の3人までには誰と誰と誰が残るか?

 など多少のアレンジの利く勝負である。

 7つ目は、【うんちく勝負】である。

 お題を提出して、ランダムに指されたプレイヤーがそのお題に対するうんちくを説明する。

 それが正しいうんちくならば生き残り次のターンとなる。

 外れたら失格となり、座る。

 そうやって最後まで立っているプレイヤーを当てると言うギャンブルである。

 8つ目は、【マシンレース】である。

 賭ける場合は、単純にどのマシンが勝つかを決めるのでは無く、自分が賭けるレーサーを決めて、そのレーサーが乗るマシンをくじで決めると言うものである。

 賭ける対象を決める事が出来るのはレーサーであり、そのレーサーがどのマシンに乗るかはくじによるものとなる。

 レーサーとマシンには相性があり、どのレーサーがどのマシンが得意かは解らない。

 レーサーとマシンのマッチングも重要となるギャンブルとなる。

 9つ目は、【封印ギャンブル】である。

 様々なモンスターを放し飼いしてある巨大施設で、封印師のプレイヤー達が封印するスピードを競うギャンブルである。

 モンスター事に封印出来る術式は全て異なる。

 時間がかかるものもあれば簡単に封印できるものもある。

 それは様々である。

 ギャンブルとしては、封印師のプレイヤーが引いた紙に書いてあるモンスターを全て封印出来るまでのスピードで誰が一番早いかを決める勝負となる。

 最後は、【シーフ・ギャンブル】である。

 この勝負は相手の持っているアイテムをスる勝負である。

 プレイヤーは10種類の装飾品を纏いプレイする。

 例えば、

 【指輪】、

 【アンクレット】、

 【ブレスレット】、

 【ネックレス】、

 【チョーカー】、

 【ティアラ】、

 【イヤリング】、

 【ネイル】、

 【ベルト】、

 【リボン】、

 などである。

 相手のプレイヤーのそれらの装飾品の中からどれを奪うか紙に書き、提出する。

 そして、相手がどの装飾品を奪うか解らない状態で相手の装飾品を奪い合うと言うギャンブルとなる。

 フェイクで別のものを狙ってここぞと言うときに本命の装飾品を狙うなどの戦略が立てられる勝負となる。

 以上が、【恋人チーム】が用意した10種類のギャンブルである。

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