朦朧とする意識の中で
ふいに書きたくなったのと個人的な問題なのですが、タイピング練習になるかと思い書いて見ました。作者は失踪率高めなので悪しからずです。
「うっ、体が激しく痛む、、あっ、そっか私さっきの爆風で吹き飛ばされて、円柱に激突したんだっけ・・? うっ、まだ全身が激しく痛むな・・、っでも早く動かないとあの子達やOOさんも今こうして、、ってあれあの子達?OOさん?って・・・なんだっけ?」
そう私が全身に走る激痛に耐えながら自問自答しているその時だった。私の首元には鋭利で使い込まれているであろう、短剣が添えられていた。
「えっ?どういうこと・・・?、もしかして私ここで死んでしまうの?、嘘だよね・・?だってまだ私っ!」
スッと、短剣が私の首元をなぞる様に左右に移動し、視界から消えたのとほぼ同時に目の前には公園の噴水のようだと形容した方が一番似合うような真紅色の血潮を吹いていた。その光景をある意味神秘的だなんて考える余裕は私にはなかった。ただ、「死」という招かれざる客に対応せざるをえない状況にしか置かれない運命にあった。そんな事を考えながら私が最期に見たのは防弾チョッキとフルフェイスのヘルメットを身に着けた機動隊みたいな男の人とその手に私の血液をべっとりと付着させた短剣を持った赤い長髪の目鼻立ちが整い、尚且つこの状況に似つかわしくない私の血の色と同じ色の真紅のワンピースを着た女の人、そして最期に私が聞いたのは、私を殺した張本人であるワンピースの女の人とは異なる女の人の涙が混じった悲痛な叫び声が私がもたれ掛かる円柱の反対側の方から聞こえる。その声はどこか慣れ親しんでいるものの様に聞こえ、心なしか私の名前を叫んでいると感じた。「私のために泣いてくれる人がいただなんて・・・・・」そう思った瞬間私の意識は完全に途切れた。その慟哭を耳に感じながら。
主人公死んだじゃないか、まだ名前も知らないのにと思われた方、というかこの駄作を人生の貴重な時間を使ってまで読んでくださった方が万が一にでもいてくださったら嬉しい限りです。作者は文章能力が著しく低い上、更新速度も3G回線並みですが、それでもまた読んでみようと思われる方がいれば嬉しいです!