ダイジェスト化された作品を持つ作家さん全てに対して
はじめまして。
今まで作品を読むだけで一度も筆をとったことが無い、一読者です。
今回の「小説家になろう」規約変更によりダイジェスト版を投稿されている作家さんの作品が削除されてしまうことについて思うところがあったので書いてみようと思います。
ダイジェスト化した作品について、ダイジェスト版はそのままにアルファポリスに投稿すれば良いと思っている作家の方々へ、このタイミングで一度見直して見ませんかという投稿になります。
アルファポリスのスタンスは、「タダで物語が読めるのは不味い」というものでした。
しかしながらよく考えてください。
今までの新規読者はどこを入り口にして作品を知りましたか?
小説家になろうサイトからあなたの作品を知ったのでは無いのですか?
アルファポリスに今の作品のダイジェスト版をそのまま投稿して、作品を継続したとしましょう。
新規の読者はダイジェスト版を見てあなたの作品を買おうとするでしょうか。
私は買いません。
既存の読者は少しでも自分の気に入らない続きを投稿された場合はあなたの作品を見なくなります。
見なくなった作品の続きが書籍化されて書店に並んでも元読者だからと買うでしょうか。
私は買いません。
するとどうでしょうか、新規の層は得られず既存の読者層も減り結果的に作品は商品としての価値が無くなります。
今小説家になろうサイトでダイジェスト版を投稿されている作家の方に言いたいことは一つ。
安易にアルファポリス側の言い分を鵜呑みにするのでは無く、他の選択肢も視野に入れて欲しいという事です。
ダイジェスト化を辞めるために、他の出版社を選んでも良し。
まったく別のルートを作って削除を逃れるも良し。
アルファポリスにダイジェスト版を移行し、既存読者層を逃さないようにがんばるも良し。
他にもやり方はあるかもしれませんが、簡単な道を選んでしまったら後々後悔するのでは無いかと思い今回投稿させて頂きました。
私は小説家になろうサイトで投稿された全ての作品が大好きです。購入した書籍もこれから出る書籍も全てが愛おしいです。
もっともっと盛り上がり続けて欲しいし、素晴らしい作者様には頭が上がりません。
これからも色んな形に広がって欲しいのでどうか切に願います。
これから新しく入ってくる読者・作家の方のために最善の道を選んでください。