表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あなたは神を信じますか  作者: 赤木 咲夜
本編 第一章 魔法の世界編
18/51

015話

読んでいただきありがとうございます。


なんと一日1000PVを達成するという奇跡が・・・・嬉しすぎる。

これからもよろしくお願いします。

「いらっしゃいませ。」


姉が一番最初に着せたのは一枚布の赤色のチャイナドレス。ごく一般的なチャイナドレスである。

私は11歳ということもあり、そんなに胸がなくほっそりしている(主にコルゼットのせい)ため無駄に似合うのだろう。


気のせいか、女性店員がこっちを見ている。目が姉と同じ目をしている。あの目は危険だ。着せ替え人形にされてしまう。


「お客様、こちらなどいかがでしょうか。」


ほらきた・・・・。


店員が持ってきたのは袖がないミニスカートのチャイナドレス。まさかそのミニスカを着ろっていうのではないよな。


私は立ち尽くしていたが・・・

「何してるのユフィ、さっさと着替えなさい。」

という言葉に覚悟して着ることにした。・・・勘弁してくれよ。


試着室から出てきた姉の感想。

なんかエロイ


確かにこのスカートの長さならば座っただけでパ・・・下着が見えてしまうだろう。


「安心してください。座った時はこのスカートの部分が垂れ下がり、下着は見えません。この見えそうで見えない部分に男は惹かれるのです。」


そんなのお断りだ、こんちくしょー


「・・・確かに、いいかもしれないわね。」


姉さん、何を言い出すのですか。やめてください。


「でしょ、これが今はやりのモデルなのです。デートなどにもってこいの服です。」


冗談じゃない、あんな服で外を出歩くなんて勘弁だ。

姉と店員はどんな服が似合うか相談している。話の内容はもう聞きたくない。聞かなくても予想がつくが。


私はすばやく試着していたチャイナドレスを脱ぎ着替え、店の奥においてある服を見る。


青色の男物のチャイナ服に裾が長い黒色のズボン。


「すいません、これを試着していいですか。」

私は姉と暴走している店員とは別の店員に話しかける。


「ああ、構わないよ。」


試着をしたが、鏡がない。私は魔法で氷の板を作り、鏡の代わりにする。


うん、ボーイッシュ。けど悪くない。というか、かっこいい。派手でなく、動きやすいように配慮されている。裾とかが大きいがそれは仕立て直してもらえば済むこと。


「これ、いただけますか。」

「ほう、その服を選ぶか。それは親父が残した最高傑作でね。もう二度と手に入らない貴重な素材を惜しみもなく使い、下手な魔法服よりも魔法耐久があり、自己修復機能まである。

だが、いままでそれを手に取る奴はいなかった。ましてや試着する人も。」


げ、それはお値段がお高くなる感じ。


「金貨二百万枚・・・。」


えーと、金貨二百枚・・・二兆円、そんなの出せません。無理です


「あのー、やっぱりやめ・・・。」

「だが、その服を使いこなす人ならば、私は喜んで譲ろう。これは親父の遺言でもある。」


といわれても、どう使えばいいのかわかりません。

少し設定の話を・・・


鉄貨=一円くらい。

鉄貨百枚=銅貨一枚

銅貨百枚=銀貨一枚

銀貨百枚=金貨一枚

という百進法設定です。


もうひとつ、上の通貨がありますが、ここでは出てきません。

ふつう(?)の店で金貨が扱われる事が稀であるという設定なのだから。


ちなみに普段ユフィが来ている服は銀貨十枚ほどで、ドレスは銀貨三十枚から金貨五枚くらいです。

普通の庶民的な服装は銅貨八十枚から銀貨一枚が相場です。


ーーーーーー


読んでいただきありがとうございます。楽しんでいただけると幸いです。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ