御題四 「カオスの意味を知っているか?」
結構早く書けた。
こんなカオスと勢いが書きたかった。
でもね、大変。
今回内容が内容だから大変だった。
なんだろうね。アレなんだよね。
まぁ、笑い所って人それぞれじゃん?
小さな所でもクスッ、てなってくれればね。
ではでは。
校舎六階。三つしか無い教室の一つ。
三つの教室をぶち抜いた程の広さ。真ん中に堂々と置かれた円卓。備え付け貸部屋以上の設備。
一瞬何処かのホテルかと思ってしまう程の豪華さ。完全に改造施してるよね? その液晶テレビは何インチ? 有り得ないよね。パソコンとか、何で? キッチンある時点でアレだよね!!
………少し取り乱してしまった様だ。
この馬鹿みたいにエンジョイ出来る空間を使用しているのは『御題倶楽部』と名乗る部活。部活と言えるかどうかは解らないが此所ではそう言っておこう。
「そうか、そうか。君が新しく入部した竜王三郎君か」
黒髪ロングで白い学ランに銀縁眼鏡。何故か外を見ている。
「新しい人は私達以来ですね。これで私達も先輩って感じです」
白髪ボブでカーディガンを羽織る巨乳。ニコニコ笑みを浮かべながら紅茶を一口。
「あの竜人の弟って言うからどんなもんかと思ったけど、引く程普通だな」
金髪ミディアムにウェーブ。スカートの下からジャージを履き円卓に乗せ携帯ゲーム中。
「………よろしく」
黒髪角刈りの巨漢で黒のタンクトップ筋肉隆々。本を読んでいる。
「ホントはもう一人居るんだけど、彼多忙だから後で紹介するね」
茶髪ロングの改造無し制服。ニコニコしながら頬杖。
円卓にそれぞれ座り、各々何かを興じている。まぁ、白学ランは立っているが。
何かデジャヴ感のある始まり方。
前の話もこんな感じで展開進んでいたよね? えっ? まさか回想? このまま空白時間に飛ぶ?
………そうか、そうか。んじゃ、行ってみよう!!
「………俺一言も喋ってないよ?」
「ハッハハハハハハ、ハッハハハハハハ!!」
「!?」
突如響き渡る笑い声。
「ど、何処から!?」
三郎は勢い良く立ち上がり、辺りを見渡す。
「………まさか」
三郎の横に座っていた天理から笑みが消え、ボソリと呟いた。
「まさか? 先輩はこの声の主を知っているんですか!?」
三郎の問い掛けに天理は唇を噛みながら絞り出す様に答える。
「私達の………敵よ」
「………俺達の………敵」
三郎は生唾を呑んだ。
脳裏に浮かぶは姉の忠告。
もしかしたら、姉はこの事を知っており俺を守る為に悪役を演じたのでは?
俺の身を案じこの後起こる悲劇を回避する為に。
三郎は悔いた。
何故、無理にでも姉の忠告をちゃんと聞かなかったのか、と。
時間を巻き戻す事が出来れば………。不毛な考えをしている中、天理が独り言の様に口にする。
「………今なら、まだ戻れる」
独り言の様なその言葉は確実に三郎に向けられていた。
彼女もまた、自分の行動に悔いていたのだ。
無関係であった彼を自分達の戦いに巻き込んだ事を。
彼の暮らす平穏を壊してしまう事を。
彼を引き込む為の準備中、彼女は何度も踏み止まり、そして悩んだ。
が、彼女は疲れていた。
幾度もの戦いに心身共に疲れていた。
そんな中、彼と言う安らぎを欲していた。
仲間を。共に戦ってくれる仲間を。
その欲は一度考え出すと消えず、何時の間にか彼女を動かし今に至っていた。
「………今なら、まだ………逃げる事が―――」
「先輩!」
悲痛の表情を浮かべ天理は言葉を発したが、その途中で三郎は遮る。
「………俺は、戻りませんよ」
天理を見ず、彼はそう言い切る。
「………何で………?」
「………先輩のそんな顔、見たくないから。俺が居なくなったら、そんな顔で………独りで! 戦うんでしょ? 俺、先輩には笑っていて欲しいんです………出会ったばかりな俺がこんな事言うのは変でしょうけど………そう思ってしまったんです! だから、逃げません!!」
三郎の瞳には確かな決心が宿っていた。
出会ったばかりな筈の彼女を護りたい。確かな思い。彼の瞳に嘘は無い。
「三郎君………」
瞳に涙が溜まる。彼の言葉が胸に染み渡る。
「………一緒に、戦ってくれるの?」
涙を拭い、彼女は尋ねる。
三郎は笑みを浮かべ、手を差し伸べた。
差し伸べたその手は、天理に取ってどれ程の支えになるのか。彼女は静かに三郎の言葉を待つ。
「勿論です。一緒に、戦いましょう」
ゆっくりと差し出された手を握り、天理は笑みを浮かべた。
今から起こる激戦。でも、彼となら生き残れる。そんな不確定な自信と確信。
彼女は今、掛け替えの無い仲間を手に入れた。
彼となら、
私は戦える―――!!
今、天理と三郎の戦いが始まるッ!!!
「ちょっとストップ!! 何これ? 完全に捏造してるよね!? 回想捏造しているよね!? 世界観所か俺のキャラ自体も変わってるよ!?」
「良いじゃん。これはこれで面白いと思うよ?」
回想捏造の主天理が一気にツッコむ三郎へ笑みを浮かべる。
「いやいや! 可笑しいって! 何か………可笑しいって!!」
「あんな事言ってくれるなんて」
「言ってませんからねっ!?」
態とらしく頬を赤らめる天理にツッコむ。
そんな中、外を眺めていた白学ランが眼鏡を上げながら口を開く。
「全く。回想を捏造などしたら読者が混乱してしまうじゃないか」
「いや、貴男のその発言で混乱しますよ」
「私が正しい回想と言う物を教えてあげようッ!!」
目を見開き、効果音でドドンッと付きそうな気迫。
「………正しいも何も無いでしょ」
三郎の呟きはスルーして回想行ってみよう!!
「ハッハハハハハハ、ハッハハハハハハ!!」
「!?」
突如響き渡る声。
パリィィィィィィンッッ!!!
教室の窓を割り、誰かが現れた。
「な、何だッ!!」
飛び交うガラスから目を護りながら三郎は叫んだ。
「………か、彼は!!」
突如現れた者は迷彩の服を身に纏い、付けていたゴーグルを外す。
「私の名前は舞鶴定元。『私立四方木学園』三年A組在学の18歳。皆からは親しみを込めてお鶴や部長さんと呼ばれている。好きな事は情報収集。どんな些細な事でも私にかかれば調べ上げる事が出来る! 嫌いな者は口が軽い者と話し合いが出来ない者だ。人間と言う生き物は唯一にして言語を有している。それを生かす事こそが人間であり、人間でなければならない! 我々が言葉を産み、大量の言語を駆使しなければならい!! 今の時代は情報社会! 情報は人を操り国を栄えさせ国を潰す! これは神が与えた唯一無二の攻撃手段! 情報を集める事、それ即ち人を知り人を支配する事!
人には数え切れない程の秘め事が存在している! 在る者の秘め事が凄まじい額で取引される事さえあるのだ! この世界は情報の世界と言っても過言ではない!! 私が集めた情報は―――」
「ストップ!! てか、なんじゃそりゃ!! 何喋ってるの!? 自己紹介して演説始めてるんですか!?」
「ん? 何処か間違っていたか? 全く。誤字脱字が多い作者だ」
「いやいや!! 誤字脱字じゃなくて!! てか、その発言止めて!」
「お鶴狡いじゃない。回想で自己紹介なんて」
頬を膨らませブーブー文句を言う天理。
「いや、問題はそこだけじゃないんですけど!」
「こうすればすんなり自己紹介の流れに出来るだろ?」
「ちょっと止めて! スゲェ混乱する! 今の俺は名前知ってるんですよ!? 先輩達の名前知ってるのに何故に態々回想で捏造してまで説明するんです!? てか、俺が名前を知った経緯を言えば済む話しじゃないですか!?」
「君が知っていても読者が知らないじゃないか!!」
「発言が自由過ぎるよ!!」
「成る程………そう自己紹介すれば良いんですね」
白髪ボブの女性が微笑みながら言った。
「えっ? そう言う風に行きますか!?」
それじゃ、回想行ってみよう!!
私、古座川琥珀16歳! 少し御転婆な華の女子高生!
今日は日直だって言うのに寝坊しちゃったの!
目覚まし掛けた筈なのに、何で今日に限って電池切れなんて………。
朝食を取る暇がなかったから食パンだけを咥え走って登校中。
担任の先生は凄く厳しくて、遅れる事なんて絶対出来ない!
リボンを正しながら走っていると曲がり角でぶつかってしまった。
「きゃっ!?」
「うあっ!!?」
尻もちをついてしまい、咥えていた食パンまで落としてしまう。
「いたたた………もう、ちゃんと前みて走ってよ、ね………」
「痛ッ………アンタこそちゃんと前、を………って、古座川じゃねぇか」
なんとぶつかったのは学園のアイドル的存在の竜王三郎君!
「もう何処からツッコめば良いの?」
若干喉が枯れてきている三郎。流石にね。他に居ないしね。
と、肩を落とす三郎のその肩にポン、と手が置かれる。
「三郎君。私に任せなさい」
胸を張る天理。
「先輩………」
このツッコみ地獄から抜け出せる、と三郎は安堵の息を漏らした。
「ハクちゃん。同じ目的地なのに進行方向が逆なのは可笑しいわよ。彼は今から何処に向かう気だったの?」
「ツッコむ所そこじゃねぇよ!!」
安堵など出来る訳がなかった。
「そう言えばそうですね。彼は何処に向かってたのでしょう?」
「此所は彼は不良で近場のゲーセンに行こうとしていた、と言うのはどうだろうか?」
何故か訂正しようとする白学ラン改め舞鶴定元。
「でも不良だったら通学時間に外に居ないんじゃない? 家で寝てるとか」
「お腹がへったからコンビニ向かっていた途中と言うのはどうでしょう?」
手を軽く叩きながら閃いた白髪ボブ改め古座川琥珀。
「「それだ!」」
「それでもねぇよ!!!」
「………良し。20人抜き………ん? 私の番か?」
ゲームをする金髪ウェーブの女性が小さくガッツポーズをしながら尋ねる。
「いや、番とか無いです―――」
「メイちゃんの番だよ」
「いや、先輩! 番とか無いですから! 回想ですから! 何か大喜利みたくなっ―――」
それじゃ、行ってみよう!!
「此所が、鉄○大会会場か」
「アウトだろ!!」
「おい! まだ10文字しか喋ってないだろ!」
三郎のツッコみに金髪ウェーブは反論。
「流石に今のは駄目でしょ! 学園関係無いし! 完全に格闘の匂いがプンプンしましたよ!? 今からこの作品を二次にしたいんですか!?」
「真先輩や部長のはアリで何で私のは無しなんだよ!! 最後までやらせろや!! リアルでコンボ決めてやんぞ!!」
ジャージの袖を捲りながら金髪ウェーブは三郎へ飛びかかろうとする。
「まぁまぁ、メイちゃん落ち着いて。違うのにすれば良いじゃない」
「いや、古座川先輩。そう言う事じゃ―――」
「じゃぁ、これだ!」
「いやだから―――」
行ってみよう!!
此所は溢れ者、アウトロー達が集う学園、『夜喪犠学園』。
校舎は荒れ果て、既に学校と言える物ではない。
法と言う法を破り、道徳を反する者達。
その中で、1人の少女が自らの拳を振るった。
「ぐばがっ!!」
「げぼっ!!」
「ぬぼげっ!!」
男共が殴られ、蹴られ、地に倒れ伏せて行く。
「ケケケッ! 女の癖に良くやるぜ」
拳を振るう者の名は、尾鷲明凜。金髪を靡かせ、塵溜め共に対して余裕の笑みを浮かべた。
「あの竜人の弟って聞いたから期待したんだが。………所詮って所か?」
挑発。
その言葉に男は激昂し、ポケットからナイフを取り出す。
「舐めんじゃねぇぞ! ケケケ、今から八つ裂きにしてやるよぉぉぉぉぉぉぉぉッッッ!!!」
「凶器使う時点で、三下決定だな」
「勝てば良いんだよ勝てば、ひでぶっ!!」
唾を撒き散らし叫ぶ男の顔に拳がめり込んだ。
後ろへ吹き飛び、男は倒れる。
「………ケッ! 雑魚が」
颯爽と、彼女は校舎へ向かって歩き出す。
背中に屍を、眼に標的を据えながら―――。
「どうよ!」
腰に手を当て、自信満々にそう言い放った金髪ウェーブ改め尾鷲明凜。
「凄く格好良かった!」
パチパチと手を叩き賞賛を贈る古座川。
「………ケケケ言ってたのって」
「君だな」
「三郎君だね」
「………」
大きく溜息を吐く。回想と言うのは何処へ行ったのだろうか? 此所までのカオスは流石の私でも吃驚だ。
何て言うか、自己主張強過ぎだよね。
古座川は何処から出したのかクラッカーの紐を引く。
「………何時もこんな感じですか?」
「ツッコみが居るだけで大分変わったんだがな」
「ある意味これが『御題倶楽部』クオリティーよ」
三郎は戦慄した。
今日から、こんなカオスを一人で捌かないといけないのか、と。
既に喉は「ギブ、ギブ! もう無理!」とだらけている。
ポンッ、と肩に手が置かれた。
「へ?」
手を置いていたのは黒髪角刈りの巨躯。
その置かれた手はゴツゴツしている中に暖かさを感じる。
「先輩………」
「………次は俺」
「へ?」
行ってみよう!!
「北海道産ジャガイモ! 一個10円! 一個10円!」
「鹿児島産南瓜! 一つ何と50円!!」
「高知産西瓜! こんだけ大きいのになんと500円!!」
「山梨産桃! 四つ入りで300円!!」
「………此所は天国か………ッ!?」
「いや、もう………何なの?」
「これだけ安ければ………」
「いや、先輩。皆自己紹介兼ねてやってるんですよ。それも本当は違うんですけどね。………野菜の名前と値段しか出てませんよ?」
「………芦屋睦」
「あっ、この流れで?」
彼も我が強かった。角刈り改め芦屋睦。
「中々に皆個性が出ていたな」
「そうね。でも私が一番中身濃かったと思うんだけど?」
「私のはもう少し中身を詰めていけば完成しそうです!」
「四天王は流石に出せねぇかな? もう使えない設定か?」
「………野菜………果物………」
各々喋り出し、捌くに捌けない状況に。
止めて! 彼の口は一つよ!!
「………一旦、落ち着きませんか?」
散々喋り倒し、ボケまくり、やっと落ち着いて皆各々椅子に座る。
「ぶっちゃけカオス過ぎて読者に伝わってないと思うから、今から軽く自己紹介していくわね」
「………その発言止めませんか?」
「まずは私からね。天理真梨。三年C組で親しい人からは天とか真って呼ばれているわ。この『御題倶楽部』では副部長兼人員確保係。よろしくね。あっ、スリーサイズは好きに妄想してね」
「………兼で、人員確保って何ですか?」
「新入部員を確保する係。読んで字の如くってね」
………副部長だったんだ。
てか、役職よりもこのクラブの説明が欲しいと思った三郎だが、口にはしなかった。
「次は私だな。先程も回想で説明したが舞鶴定元。三年A組在学。お鶴や部長と呼ばれている。君も好きに呼びたまえ。役職は部長兼情報収集係だ。君も好きな人が出来たら私に言いたまえ。全て調べて教えて上げよう。」
眼鏡を軽く上げる。
「情報収集とは?」
「これも読んで字の如くだ。私にかかればプライバシーなど無いに等しい」
あっ、この人駄目な人だ。と、思った三郎だったが口に出さずに呑み込んだ。
「私は古座川琥珀です。二年C組で皆からはハクちゃんとか、余り好きじゃないですけど受付のお姉さんとも呼ばれています。動物とか少女漫画とかが好きですね。役職は受付係です。よろしくお願いしますね? 三郎君」
「あっ、お願いします………受付係とは?」
「皆さんが持ってくる依頼を受ける仕事ですね。読んで字の如くです」
………癒しだ。と思った三郎だったのだがこの類は危険と察知し、口に出さなかった。
「次は私か? 名前は尾鷲明凜。二年A組。役職はメイド兼障害処理係だ。皆からはメイって呼ばれてる。好きなもんはゲーム。特に格ゲー。夢はリアルフルコンボを完成させる事。今現在生きるサンドバッグ募集中」
「サンドバッグ………てか、メイド? それに障害処理って?」
「読んで字の如くだ。メイドは気にすんな」
全てに地雷が埋まってそうで何も言えない三郎だが、心の中で一言。
何故彼女がメイドと言う役職を? 勿論口にはしていない。
「因みに彼女は狩人とも呼ばれている」
補足の様に舞鶴が付け足す。
「その呼び名は好きじゃない」
「でも格好いいよ?」
「それでも好きじゃない」
狩人? 意味を尋ねたいのだが、どことなく地雷の匂いがプンプンする為スルーする事に。
「………芦屋睦。三年A組。………食材調達係。………冷蔵庫と、呼ばれている………」
「………冷蔵庫? 食材調達に関係しての渾名ですか?」
「ん………」
芦屋は足下に置かれている鞄に手を伸ばし、何かを円卓に出す。
「………スイカ」
「いやいや!! 可笑しいでしょ!? えっ、冷蔵庫ってそう言う意味!? 食べ物持ち歩いてるから冷蔵庫!?」
「彼に頼めば大抵の食材は手に入るし、料理も旨い。一家に欲しい逸材だ」
真顔で言う舞鶴に三郎は着いていけなかった。
「それじゃ、次は三郎君の番だね」
「えっ、俺も自己紹介するんですか?」
「あったりまえじゃん! 円滑なコミュニケーションは自己紹介からよ?」
天理のキラン、と付きそうなウィンク。
「あぁ、と………竜王三郎。一年B組です。一応竜王創の弟です。好きに呼んで下さい」
軽くお辞儀をし、周りの反応を窺う。
「………役職はツッコみと言うのを忘れているぞ?」
「そんな役職イヤですよ!!」
「………渾名が無いのね」
腕を組み呟く天理。
その言葉に反応した舞鶴の眼鏡が光る。
「………成る程。ならば、竜王三郎君参入最初の御題は決まりだな」
「………御題?」
何か始まりそうなのだが、一切の説明をされていない彼に察する能力は無い。
ガタッ、と天理が突然立ち上がり、三郎を指指しながら叫ぶ。
「今回の御題は! 『三郎君に合う渾名』で決定ね!!」
「………は?」
キョトン、てこう言う時に使うんだね。
「ふふ、渾名を考えるのって楽しいですよね」
「まぁ、軽く決めてやるか」
「………頑張る」
「………は?」
彼は本当に主人公なのか!?
………てかさぁ、キャラがボケ過ぎて私の出番少ないよね?
天の声空気状態。
「君が知っていても読者が知らないじゃないか!!」
お鶴は好きなんですよね。容姿は完全に俺の部長とかへの偏見です。
白い学ランに眼鏡。んでロング。何年前の、とか思っちゃうけど。
てかやっと部員出せた。後一人出ていないけど、彼は後で確実に出る。
明凜は良いね。鉄○ネタはあれだよ、丁度今やってるから。
次も楽しんでくれたら嬉しいです。
「君が知っていても読者が知らないじゃないか!!」