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三章のあらすじ
王都から遠く離れた辺境を抜け、少年は初めて“外の世界”へ踏み出した。
バルナバの街――それは、アイオンにとって新しい希望と試練の舞台だった。
初仕事、仲間との出会い、そして別れ。
師から授かった教えを胸に、少年は己の力と向き合う。
一方で、隣に立つことを願った少女は、自らの道を選んだ。
焦燥と成長、そのどちらもが旅の形を変えていく。
家族と仲間が祈る冬の村で、女神は静かに微笑む。
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第三章は、旅立ちと別れの“始動の章”です。
それぞれが歩む道が分かれ、物語は次なる舞台へと進みます。
少年の“望まぬ2度目の人生”は、ここから本当の冒険へと変わっていくのです。
共に見守っていただければ幸いです。




