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災害だッッッっっっっっっっっッ!!!!!!タケシ!!!!!!!!!

電車を降り、いつもの帰り道を歩いていた。

冬の終わりの穏やかな日差しが街を照らしている。

家が見えて、お母さんが庭で水やりをしていた。


「だっだいま〜」


そう言おうとした、その瞬間だった。


**「すぐに震度6程度の地震がきます」**


サイレンが鳴り響いた。


そして、世界が崩れた。


激しい揺れに耐えられず、私は地面に倒れ込む。

道路が割れ、瓦礫が飛ぶ。

背中に衝撃を受け、意識が途切れた──。


---


目が覚めると、そこに家はなかった。

瓦礫が積み重なり、街は完全に崩壊していた。


「……誰か……誰かいませんか?」


声を振り絞る。

そのとき、小さな子どもが泣いているのを見つけた。


「大丈夫?」


子どもは私の服をぎゅっと握る。

生き残ったんだ。

一緒に、ここから抜け出さなきゃ。


その時だった。


──ドドドドドドドドドドドッッッッ!!!!!!!


地響きがする。


まさか、また地震!?


違う。違うこれは──


**筋肉タケシッッッッ!!!!!!!!!**


「お前、大丈夫かァァァァァァ!!!!!」


**筋肉が隆起し、太陽よりもまぶしい輝きを放っている。**

大地を揺るがすその一歩。

拳を握りしめるだけで、瓦礫が砕ける。


「お前が無事なら問題ねぇッッッ!!!!」


そう叫んだタケシは、私と子どもを片腕で軽々と抱えた。


「今からこの町を、俺が直すッッッッ!!!!!」


---


タケシが地面に拳を叩きつける。


**ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!!!!!!!**


信じられないことが起こった。


地割れが閉じ、崩壊した建物が元に戻っていく。

瓦礫が空中を舞い、次々と元の場所に収まっていく。


タケシの筋肉が、世界を再構築しているッッッッ!!!!!!!


「ハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」


タケシの雄叫びとともに、すべての傷ついた人々が回復し、家々が元に戻っていく。

まるで何事もなかったかのように、街が再生される。


私は呆然とその光景を見つめていた。


「……タケシ、これって……」


「問題ねぇ!!!俺の筋肉がある限り、人々は助かるッッッ!!!!!!」


そう言って、タケシは親指を立て、眩しい笑顔を向ける。


子どもがぽかんとしながら呟いた。


「……すごい」


──本当にすごい。


筋肉がすべてを解決した。


「さぁメシ食うぞッッッッ!!!!!」


タケシの掛け声とともに、街の人々が笑顔で集まる。

どこからか豪華な料理が現れ、みんなで宴会が始まった。


私は、涙をこらえながら笑った。


──世界は一度壊れた。


──でも、タケシがいる限り、大丈夫。


私はタケシの分厚い背中を見ながら、心からそう思った。


筋肉万歳!!!!!!!!!!!

評価してくれると嬉しいぜッっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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