とりあえず街へ
昼食後、カノンが拠点にしている街へ馬車で向かった。
「リョウ、今日は街に泊まるか?」
「今日は泊まった方が良さそうね、色々と補充が必要ですし」
今日のこれからの方針が決まったため、全員に知らせる。
「カノンの手続きはこっちでやっておくから」
「任せたぞ、トーカ」
「任されたわ」
街に着いてからゼロ、リョウ、リーチェ、シャル、ローレルで行動することになった。
残りのメンバーはハンターギルドに向かう予定だ。
「カノンはこっちに入っていいんだな」
「はい、不束者ですがよろしくお願いします。」
なんか意味が違う気がするけど・・・・
街にはすぐに到着し、早速分かれて行動する。
俺たちは宿の確保をしてから
「ゼロちゃんはこれに着替る、シャルちゃんはメイド服ね、私はこれを着るから」
リョウに渡された服に袖を通す。どっからどう見ても貴族が着ているような服だ。
「お義兄様、とても良くお似合いです。」
「ありがとう、ローレル」
次に部屋から出て来たのはメイド服を着た天使だった
「シャル、似合っているぞ」
「ありがとうございます。ゼロさん、御主人様」
最後の一人、リョウは執事のような格好で出てきた。
「これで揃ったわね」
馬車に乗って出かけるのであった。




