湖近くの野良ダンジョン 4
バッタマンとの戦いに勝利した俺たちは7階層へ行く階段を見つけてから野営の準備に取り掛かった。
「1日であの量を相手するのはしんどいよね」
「しばらくバッタマンは見たくないかな」
トーカとミーティアは疲れている。
「ゼロさん、上級職が出ましたけどどうしましょうか?」
「お義兄様、言われた職はカンスト済なので中級職になっていいでしょうか?」
シャル、ローレルの姉妹は逆に元気だ
「シャルは中級職で欲しいスキルや技能を覚えてからだな、ローレルは中級職になっていいよ、中忍から頑張ろう」
俺も今日1日で中級職3つがカンストした。
今日はリョウが料理当番のため、料理を作っている。
「リョウ、パエリアか?」
「正解よ、本場の味も食べたことあるからウチの賄いの1つ」
オカマバーの賄い豪華じゃね?
「ゼロちゃん、このダンジョン」
「言いたい気持ちは分かる。全10階層でボスはバッタマンソルジャーとバッタマンコマンダーだろ」
「このパーティーだと厳しいわ」
「上級職は1人いると楽なのは分かる。あとはシャル次第だな」
「そうね、『聖女』か『ビショップ』、『司祭』なら勝率も上がるわ」
このパーティー、シャルが回復させるか全員ヒールを覚えているため簡単は怪我くらいじゃ、自分でヒールした方が早い
「ゼロちゃん、お風呂よろしくね」
「了解」
マジックハウスがあれば楽なんだけど、どうやって手に入れたっけな〜?ミーティアに聞くか
「ミーティア」
「ゼロ〜、抱っこ」
「子供か、子供サイズだったな」
隣でぐったりしていたトーカは笑っている
「ミーティア、マジックハウスってどうやって手に入れたっけ?」
「作るかドロップよ、欲しくなったの?」
「あれば便利だろ」
「便利だけど作るとマジックハウスの中は何も無いよ、ドロップ狙いの方が運が良ければ豪邸出るし」
「丘の上に2階建てのこじんまりした家で暮らしたいな、子供は3人欲しい」
「トーカ、毒きのこでも食ったか?」
「ゼロの甲斐性無し」
精神ダメージの方がきつい
「トーカ、ゼロならあと10人くらいは引っ掛けて来るよ、その中に私もいるけど」
「ミーティア、何ちゃっかり入ってんのよ」
「ゼロならトランジスタグラマーでも抱けるはず」
「特殊性癖みたいに言うのをやめろ」
トーカたちから離れて風呂の準備をして、リョウの声が聞こえてきた。どうやらパエリアが完成したようだ。
リョウ特製のパエリアはとても美味かった。明日への活力になった。
風呂に入って今日は泥のように眠りについた。
翌朝、朝食後7階層へ向かう
7階層は荒野になっており、今日はバッタマンに会うことないだろ、バッタマンたちは空気を読むことはなかった。
「出やがったなバッタ野郎」
7階層にもバッタマンが出現した。




