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お酒ダメ

朝、起きると酷い頭痛で頭が割れるくらい痛い 自分の状態を見てみると服を着ていない全裸の状態で両隣には全裸の女性が2人、片方はトーカでもう片方はシャルだった、それにして肌艶が綺麗になってる気がする。


昨夜のことを思い出して見る・・・・・・・まったく記憶がない、俺が酒に弱すぎるのか盛られたのか


「ん〜〜、ゼロ、おはよう」


トーカが起きた、今の状況を分かっているのだろうか


「昨夜はとても凄かったわ」

「すまん、記憶にないんだが」

「ゼロってば終わった後も求めてくるんだから、私もシャルもキスマーク付いてるし」


トーカの首筋にしっかりとキスマークが付いていた。


「俺がやったのか?」

「そうよ、お互い無事に卒業出来たじゃない」


なんか複雑、隣のシャルは目覚めると同時にベッドの上で土下座をしている。


「不束者ですがこれからもよろしくお願いいたします。」

「シャル、急にどうした?」

「ゼロさんが妻にしてやると仰っしゃっていましたわ」

「トーカ、マジで?」

「私も言われたわよ」

「はぁ〜まったく記憶にないんだけど」

「私もシャルもゼロにマーキングされちゃったからね」

「はい、痛みと快楽、絶頂初めての体験だらけでしたわ」

「ハンターとして大成してから結婚でいいか?」

「甲斐性があるだけいいでしょう」


シャワーを浴びる気も起きないため、着替えてさっさと食堂へ 頭痛がやばい


「あら、ゼロちゃん」

「おはよう、リョウ」

「二日酔い?、いい薬あるわよん」 

「頼む、俺は酒を飲んで意識を失うと豹変するらしい」


リョウから薬を受け取る。粉薬でとても苦い


「起きたら裸の女が居たってこと?」

「その通り、やることやったみたいだ 記憶にないぞ」

「パーティー解散でもするのかしら」

「解散しないぞ、メンバーを増やさないといけないと思うけど」

「私ね、昨夜スカウトされたのよ」

「ちょっ待てよ」

「似てないわ、断ったわよ、どこのクランか知らないけど終始上からの態度で1発、ぶん殴ってやったわよ」

「そういうのがクラン抗争発展するんだぞ」

「ゼロちゃんがそんなこと言うのかしら」


ゲーム時代、クラン抗争に発展する時はだいたい、俺がやり過ぎた。トーカがナンパ野郎を始末した。ミーティアに狙った獲物を取られた。その他色々、だいたい言い掛かりなんだが


「どこのクランか分かったのか?」

「分からなかったわ、単独で動いていたみたいだったわ」

「そのクランも警戒だな」


俺とリョウは食後のコーヒーを飲んでいると女性陣が降りてきた。


「あら、ゼロちゃんやるわね」

「記憶に無いんだけど」


リョウが言っているのはトーカとシャルの首筋に付いたキスマークの事だろ


「結婚式には参加するわ」

「純白のドレスって憧れよね」

「お姉様、お義兄様、おめでとうございます。」

「トーカに抜け駆けされた。」

「ベッドまで運んだのは私とシャルよ、服を脱がせたら急に起きたゼロに服を脱がされて」

「抵抗できませんでしたし」


女性陣と入れ替わるように俺とリョウは食堂を出た。






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