道のりはまだ遠い
ようやくプロメテウス帝国から出て次の国、マハロ連邦共和国の領内に入った。
5つの国が合併して大統領制になった国だ、どっかのアメリカの大統領の手のひらドリルマンよりましかどうか分からん
「まだ平和なのよねぇ」
「バージョン5.3で内戦が起きるんだったな」
1年経っているからあと4年後、この国は内戦が起きる。きっかけは大統領選挙の不正が原因なんだけどな
「今のうちに防衛大臣を始末するか?全ての元凶で内戦の悪化の原因でもあるし」
「元軍人から言わせると関わらない方がいいわ、向こうから関わって来たら振り払えばいいのよ」
元のゲームの歴史を知っているからって全ての人間を救えることは出来ない それが出来たら世の中に戦争なんてないんだよ
「私もパンちゃん、探そうかしら」
パンちゃんはリョウがテイムしていた、カンガルーのようなモンスターで手にはグローブ、鉢巻を巻いており、必殺パンチと必殺キックが得意技 ボクサーかキックボクサーぽく見えるがムエタイ
「テイムした場所に行けば会える可能性はあると思う、クレナイがそうだったし」
「なら、この国のフィストロックにいるわね」
拳の形をした巨大な岩があるマハロ連邦共和国の観光名所で登ることも可能、パンちゃんはフィストロックの頂上でリョウと殴り合いをして負けた。
「行き先はフィストロックだな」
「よろしくねん」
次の行き先も決まり、クレナイの所へ
「ミスティ先生、クレナイを引き取りに来ました。」
「主が来たのですじゃ」
「なんか、変だな」
「わっちは何も変じゃないですじゃ」
クセが強い、わっちはキツネとかオオカミが言う感じがしてな
「ミスティ、変すぎる」
「手の施しようがありませんでした。」
「我よりわっちの方が可愛いからいいか」
「わっちでいいのかのう」
「それでいいぞ」
クレナイを連れてミスティの部屋を俺だけ出れなかった。足が凍り付いてるし
裸を見たことで説教、女性関係を話すことになり・・・・リーチェには血を吸われるな、トーカはビンタ辺りか1番怖いのはシャルだな、メイスで撲殺されそう
「だいたい、解りました。彼女たちとお話をしてみますね」
「大変迷惑をおかけしました。」
ミスティの部屋からようやく出ることが出来た。
「主、遅かったのう くんくん、雌の臭いはしないのう」
「ただの説教だったからな」