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試し斬り

他にも武器や鎧などを作った。


次の日、馬車はまだプロメテウス帝国内だが端っこの端っこでそろそろ国境の街が見えて来そうな場所で手頃のモンスター「食料」を発見したため、全員で肉の確保


「あれが『ゴールデンホーンバッファロー』か角が金だな」

「世界最高質の牛肉なのよ」

「あの角は錬金術で使うから折らないように」


肉目当てのゼロとリョウ、角が目当てのミーティアが武器を構えている。

他のメンバーは大量の『ホーンバッファロー』を狩っている。


ゼロは『龍刀 紅』を装備、リョウは『竜拳 焔』レッドドラゴンの素材で作ったガントレットを嵌めている。ミーティアは『魔炎集弓』レッドドラゴンの素材を使い作った魔弓を装備


「1人、1頭、やり過ぎて肉を無駄にするなよ」

「ゼロちゃんとミーティアちゃんが心配だわ」 

「リョウ姐さん、ゼロがやらかすから」


ミーティアは弓を構えて、魔力をチャージする。『魔炎集弓』は速度と威力だけが飛び抜けているせいで連射性能がないピーキー過ぎる魔弓だ。

魔力チャージも5段階あり、2段階目くらいで『ジェノサイドアロー』と同威力


ミーティアは調子に乗って5段階までチャージしてから放ち、走ってくる『ゴールデンホーンバッファロー』に命中するが消し炭になり、素材も肉も焼失してしまう。


リョウは突進してくる『ゴールデンホーンバッファロー』の角を掴んで動きを止めた。


「ふんっ」


リョウは『ゴールデンホーンバッファロー』の角をへし折り、首を絞めてそのまま、首の骨を折って絶命した。


ゼロは『龍刀 紅』を鞘から抜くと、刀身の色に興奮した『ゴールデンホーンバッファロー』が突進してきた。刀を振ると刀身が滑らかにゴールデンホーンバッファローを斬った、断面からは湯気が出ており、ローストビーフが完成していた。


「やり過ぎちゃったわ」

「調子に乗り過ぎた。」

「どこをどう見ても5段階までチャージして撃つか?」 

「私は角を折っちゃったけど、死体も残らない威力で撃つのはおかしいわ」


試し斬りはとても滑らかに斬ることができる刀だと分かった



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