レッドホットマウンテン3
レッドホットマウンテン、通称アカヤマの頂上にはリングのような足の踏み場がありその周りをマグマが流れている。
俺たちの目の前にはこんな所にいていいようなドラゴンがいる。
「赤龍だよな」
「あの紅い光沢のあるボディは赤龍よん」
「ゼロ、勝率は?」
「6割、味方が死ぬけど」
全盛期のフルメンバーで戦えば9割くらいで勝てるけど、今のメンバーだとな
「リーチェがいても?」
「ミーティア、忘れてるのか?赤龍の炎は不死をも殺す炎、フェニックスの天敵だぞ」
ベアトリーチェ戦でクレナイがいたら勝てたか?
ベアトリーチェ戦は機動力重視で1つの判断ミスでパーティーが壊滅するレベルの戦闘だから連れていけるか、フレンドリーファイアの確率が上がる
「ゼロお兄ちゃん、クレナイの大好物は?」
「赤い果物とか好きだったぞ」
りんごを取り出して、赤龍の近くに置いてみると赤龍はりんごの匂いを嗅いでからりんごを食べた。
りんごを食べ終わるとこちら側にゆっくりと歩いて来て俺の頭をガブリと
周りは突然の出来事で騒いでいるが口の中で舌で舐められて頭と顔がベタベタになり、解放された
「お前、クレナイだろ」
「フン」
やっと気づいたかみたいな態度を取られた。
「旅に付いてくるか?」
「ギャウ」
「『テイム』」
クレナイをテイムすると成功した。
「また、よろしくな」
「ギャウ」
クレナイの大きさは小さくなり、140cmくらいの大きさになった。
テイムしたモンスターの大きさを変えることが出来るがレッドドラゴンならもっと小さくなれるが赤龍の場合はこれが限界、中途半端なんだけど
「あんた、私を食べないわよね」
「ギャウ」
「美味しくなさそうって」
ルイは大きくなってクレナイとおしゃべりをしている。身長は同じで笑いそう
クレナイは雌なのでガールズトークなう
「そっか、そうなんだ、私も助けてもらったのよ」
「ギャウ」
「友達、友達ね 神に近い龍と元奴隷妖精なのにね」
ルイはクレナイと話せるみたいだ、俺も話せるけどな
目的のレッドドラゴンはあれだったけど仲間が増えた。




