対天使武器でも作るか
ダンジョンから出た後、リョウたちと合流し現在、馬車の中で食事中
「ゼロちゃん、バトルアックスをお願いね」
「ゼロ、私は短剣2本」
「ゼロさん、レイピアでお願いします。」
色々話し合った結果、対天使武器を使うのはアタッカーの前衛が使う事になった。
弓とか作れないもん
ローレルとロウ、シャルは今回サポート側に回るため製作の必要がなくなった。
残りは遠距離攻撃専門のため必要ない、リーチェに関しては武器なんてなくても強いからいらんだろ
食事後、風呂に入ってから武器作りを開始する。
鍛冶スキルもあるし、炉にミスリルのインゴット、アダマンタイトのインゴット、悪魔素材これがあれば良い武器は作れるだろう
最初にリョウのバトルアックスを作製、次にトーカの短剣を2本、カノンのレイピア、最後に俺の刀を作製
3日後、ついに完成した。鍛冶スキルは衰えるどころか成長してしまった。それに『武具の理』というスキルも手に入った。
『武具の理』武器や防具の弱点や壊れやすい場所が分かるスキル
これはやばい、例えば服を防具に見立てて攻撃すると服が破れるってことになる ただのエロスキルじゃねーか
ゲーム時代は武器破壊と防具破壊は存在していた。
そんな事は置いといて、完成した武器を渡しに行く、リョウの部屋へ
「リョウ、完成したぞ」
「あら〜ん、いい重さね」
リョウは完成したバトルアックスを使い素振りを始める
一振り一振りに圧倒された。
「ゼロちゃん、いい仕事ね」
「『浪漫鍛冶』には勝てね〜よ」
「比べないわよ」
リョウの部屋を出たあとトーカの部屋へ
「トーカ、頼まれた物が出来たぞ」
「早かったのね」
バスローブ姿で足がエロい、スパイダーシルクで作ってるよなそれ
「手に馴染むわ」
「片方には火属性、もう片方には氷属性のエンチャントを施しているぞ 魔力を流してみろ」
トーカは短剣に魔力を流すと、片方の短剣の刀身の部分が赤くなり、もう片方の短剣の刀身は青白くなった
「すごい」
「振り回すなよ」
「大丈夫大丈夫、ありがとう」
最後にカノンの部屋へ
「カノン、出来たぞ」
「入ってください」
カノンの部屋に招かれて、武器の説明と性能だけ教えて部屋を出た。
「ベッドでぐっすり寝るぞ」




