悪魔狩りじゃい3
Bチーム視点
ゼロたちが先に潜ってから数分後に出発することにした。
リョウ姐さん曰く、4階層にはキッチンの悪魔、沖縄に生息するあれよりも大きいあれの存在が強すぎるためとか
「ロウちゃん、斥候の仕事はしなくていいから」
「うっす」
ゼロたちAチームが狩った後を通るため、ほとんど戦闘はなく4階層へ到着
「あら〜気づいちゃったみたいだわ」
地面にはバスやトラックが通った跡があり、ロビンの移動能力に頼ったのだと予測する。
それに遠くから戦闘音が聞こえる
「この痕跡を追いかけるのと何が起こるか分からないから慎重に行きましょう」
リョウ姐さんの指示通り、進んでいると黄色の液体がそこら中に散乱しており、黒いあれが死んでいても足だけは動いていた。
「恐ろしいダンジョンです。」
「フィリアの反応が正しいと思うわ、普通なら」
「え!!」
「『デビルコックローチ』よりもやばいやつがいるから」
「あれはやばいかったわ」
リョウとトーカは懐かしい思い出よりも苦労した思い出を思い返した。
攻撃は物理攻撃のみだが食らえば即死、盾でガードしてもシールドブレイク効果があるため、即死
防御方法は避けるか『パリィ』
攻撃を当てるとカウンター、魔法耐性も高いため魔法でもHPは削りにくい
2mオーバーのマッチョなゴキブリ『ゴキマッスル』ゴキブリ型モンスターの最高地点 ボスになると『ゴキマッスルキング』と名前が変わる
ジョギングよりも早いペースで走っていると前方の空の一部が真っ赤な雨雲になり、紅い雨が振り始めたようで私たちがいる場所には雨が降って来なかった。
「トーカの姐さん、あれは?」
「たぶんだけどリーチェの魔法ね」
ゲーム時代、一定時間内に倒せれなかった場合あの魔法が発動で一滴でも触れるとその部分が溶けるやばい魔法、大量のあれを始末するならいい魔法
その後も辿って行き、次の階層への階段を見つけて5階層へ、着いたらAチームは疲労困憊で休憩していた。




