ストーリークエスト放浪のシスター3
朝食を作っているとシャルが起きてきた。寝間着なのだろうか白いだっぽりとした服を着ているが薄くてピンク色のあれが透けてる
「おはようございます。ゼロさん」
「おはよう、シャル 朝食はそろそろ出来るから着替えてきて」
う〜ん、元貴族たしか伯爵だったはず。シャルの元婚約者関連のストーリーは王都に着いてから条件を満たせば発生する。といっても断罪して終わり、でプレイしているこちらの感想は虚しいだけなんだ 貴族に戻れる訳でもないからね
「ゼロさん、ゼロさん、どうですか?」
シャルの方を向くとブラジャーのような物をしている
「付け心地はどう?」
「そうですね、今までのは布が擦れて痛かったのですが解消されてますね ドレスのコルセットは窮屈ですし、作っていただいたトーカさんには感謝いたしませんと」
「それは胸の形を保ってくれる下着だからね、お年を召したお婆さんのようなことにはならなくなるよ」
「なるほど」
「シャル、早く着替えてトーカを起こしてきて」
「は〜い」
朝食といっても昨日のスープと俺が作ったサンドイッチまたサンドイッチじゃんって違う違う具材に肉を使ってるから チキンステーキと野菜を挟んでいるから
トーカも起きてきて朝食を食べた。
「シャル、今日は村なのか?」
「街ですよ、宿もありますので今夜はぐっすり眠れます。」
「街なら買い物に行かないと」
「トーカさんに作っていただいた下着、ゼロさんも高評価でした。」
トーカがジト目で睨んでくる
「伸縮性のある素材って何かない?今回はスパイダーシルクを使ってるけど販売するとちょっと高いのよね」
スパイダーシルクはその名前の通りクモの糸 クモ型のモンスターから採取出来るが採取量が少ないため高級品だ ドロップ率の低さ
「スライムはどうでしょうか?お料理にも使えますよ」
シャルの今の発言で長年の謎が解消された。液体を固めるスライムゼリー、これで液体を固形にしてサンドしてたのか
「スライムの皮がいいかも」
「確かに伸縮性がある素材だな」
スライムの皮はスライムの弱点である核を一撃で砕くそれだけで手に入る 問題は仕留めれなかった場合は失敗が確定する
『シーフ』のスキル『急所突き』を覚えているから大丈夫だ問題ない
朝食後、街へ向かうため移動を開始した。
「スライムを見つけたら速攻で仕留めてね」
「出ればの話しだろ」
道中、トーカの物欲センサーでスライムが現れなかった
昼過ぎに目的地の街に到着、ケープの街の方が大きい
物資の補給のために来たのが答えだろうな
街の食堂で昼食を食べてからトーカとシャルは買い物に行き、俺は宿を確保したのだが3人部屋を1部屋しか確保できなかった。
宿の前で待っていると
「ゼロ、部屋は」
「それが3人部屋1部屋しかなかった」
「あんた、『ラッキースケベ』覚えてるでしょう」
「覚えてる」
「はぁ〜」
部屋の番号を教えてトーカは宿の中へ
「ゼロさーん」
シャルが走ってこちらへ向かっている 胸が凄く揺れている
「シスターが走るのははしたないと思うぞ」
「昔はよく怒られていました。」
「でも、擦れることがないから胸は痛くないだろ」
「それもそうですね、トーカさんは胸の神様なのでしょうか?」
「それは違う、自分のためだと思うぞ」
シャルと一緒に宿に入り部屋に行く
「3人部屋なんですね」
「ここしかなかった」
「ゼロ、襲ったら返り討ちにするから」
「しねぇーよ」
夕食を食べに宿の食堂に行き夕食を済まして部屋に帰った。
「シャル、明日は」
「朝にはここを出発、夕方頃に次の目的地に到着ですね 2日間滞在する予定です。」
「分かったわ」
ベッドで久しぶりに眠った。