そろそろ動くか色々
寒かった時期が懐かしかったように思えるが、降る雪の量が減ったくらいで寒い間々
「ゼロちゃん、私たまに考えるのだけど」
「ん?どうした?筋肉の付け方か?」
「違うわよ、拠点を持たない?」
「そうだな」
ゲーム時代、クランハウスは何処かの土地を買う。これは貧乏クランがよくやるパターン
俺たちの拠点は無人島に1つと空にそびえるくろがねの城〜、実際は純白のヴァイスサンクチュアリって名前の空を飛ぶ拠点を持っていたんだ。
「無人島に作るとしてもこの世界の隅々まで把握しないと世界転移結晶を作れないぞ」
転移結晶に世界中の情報量をぶち込んだ、世界転移結晶これがあれば世界中どこでも転移可能になる。
「移動式の拠点よね」
「魔改造キャンピングカーか」
車なんてないからゴーレムホースに拠点を引かせる、1番想像しやすいのは大型トラックのコンテナ、超簡単に説明すると馬車を拠点にする感じだな 普通の馬車よりもデカすぎるのが目立ってしょうがないが
「魔石なら大量にあるしな」
「ホースゴーレムなら作れるわ」
「箱と『空間魔法』だな」
『空間魔法』と『時空魔法』を使うとマジックバックを作ったりできる。
今回は箱の中身を拡張するために『空間魔法』が必要なだけ
「『空間魔法』って使えるやついたか?」
「ミーティアちゃんは使えるわよ」
プレイヤー組みを全員呼んで話し合いが始まる
「移動する拠点ですか」
「ゼロとリョウ姐さんなら作る話くらいしてそうだと思った。」
カノンは驚き、ミーティアは半分呆れている
「ゼロお兄ちゃん、私の部屋ってあるの?」
「それはこれから話していくから」
「過去に作ったやつのコスト分考えると安い方ね、これからメンバーが増えると2号機も必要になるわ」
話し合いの結果移動式拠点の製作が決まった。




