110/170

リョウ・ザ・ブートキャンプ1

2泊3日の温泉旅行も終わり、さぁ〜次はどこに行こうか？と考えていたら「強化訓練やるわよん」

リョウの一声は政治で言う鶴の一声、全員参加のダンジョンで行う強化訓練が始まった。

総指揮はリョウ、サポートにロビン、ロビンのサポートにフィリアの手堅い布陣見回りと怪我人の回復がメインの仕事

「斥候と隠密はこっちね」

トーカの方にはローレル、ロウ

「弓と魔法はこっちに来て」

ミーティアの方にはミスティ、ルイ、リルファ

「残りは俺ん所な」

ゼロの方にはシャル、カノン、なぜかリーチェが集まった。

今いるダンジョンはラ・スフラン聖王国で1番難易度が高いダンジョンにいる。他の国と比べるとそんな高くない

ゼロ視点

「ハイオークが多い場所だから気をつけろよ」

「ゼロさん、正気ですか？」

「オークよりちょっと強いだけだぞ」

オークよりも耐久力と攻撃力があり、知能も高い、性欲はオークと同じオークよりちょっと強い嘘じゃない

「今日やることは全員『パリィ』の習得」

「ゼロさん、『パリィ』は盾じゃないですか？」

「武器でもできるぞ、リョウなんかは拳でやるな」

ゲーム時代、『パリィ』は杖でも出来た、あとは鎧やガントレットを付けている部分でパリィも可能だ。

訓練名『武器を使って全てをパリィする。』どっかでみたタイトルに近い

「森の中に入るぞ、ハイオークアーチャーの矢をパリィで防げ」

シャルはメイス、カノンはレイピアで矢をパリィする訓練が始まった。

「リーチェはやらないのか？」

「私は御主人様のサポートよ」

リョウたちが見回りに来る時にはパリィを習得していた。