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ストーリークエスト 街を護りし聖女5

ゼロ視点


ダンジョンの方へようやく辿り着いたのはいいが


「何ですか?あれは?」

「簡易の転移装置ね、ダンジョン内部と繋げてアンデッドを外に出している見たい」

「あのダンジョンでは現れないアンデッドもいるってことは『ネクロマンサー』が使役している可能性があるな」


今回のスタンピードは人事的に起こされた物なのは確定した。あとはどこの手の者の仕業か?

1番確率が高いのはプロメテウス帝国だろうな、2番目は聖王国の誰か?


「ゼロさん、あの装置を破壊すればアンデッドは出てこないのでは?」

「シャルの言う通りなんだけど、元凶の『ネクロマンサー』がダンジョン内部にいるからそっちを叩かないと今度はダンジョンから溢れ出すぞ」


アンデッドって言ってもゾンビ、グール見たいな人型は動きが遅いが力が強い、噛まれたらヤバい

ちょっと面倒くさいのは動物型、狼とか猿のゾンビは動きが速く、脳がやられてるせいか動きが完全に読めない


「俺かリョウ、どっちが行く?」

「私はパス、臭いがキツイわ」

「俺とシャルで行くか」

「私も連れて行ってくれるんですね」

「『ネクロマンサー』相手は1対多数になるから使役するアンデッドの処理速度が必要なんだよ」


シスターで聖属性を操れるシャルと吸血鬼のリーチェなら断然シャルを連れて行くのが最適解だろ リーチェがただの吸血鬼じゃないことは知っているが


「こっちはアンデッドを片っ端から片付けて行くわ」


盾を装備して『聖騎士』の聖盾技、『セイクリッド・バッシュ』でアンデッドを浄化しながら転移装置の中へシャルと共に入った。


転移した場所は8階層、ゴーレム系が出てこないアンデッドのみが現れる階層へ転移した。


「何者だ?」

「それ、こっちが聞きたいセリフな」

「『ネクロマンサー』相手に2人だと、お前たちも俺のアンデッドコレクションにしてやる」


『ネクロマンサー』の周りにはゾンビ、グール、ゾンビグリズリー、ゾンビダイルなど数とバラエティが豊富なゾンビ軍団が現れた。


「シャル、やるか」

「ここは任せてください」


「『ホーリーストーム』」


聖属性の嵐がアンデッド軍団を飲み込み一掃した。

シャルを仲間にしてからある条件を達成しないと覚えない技でしかもどこにでもありそうな技名だがシャル専用だったりする。


「お前を護る壁はなくなったぞ」  


1度は言ってみたいセリフだったりする。


「その技、放浪のシスターだと分が悪過ぎる」

「お前、『プロメテウス帝国』の回し者か?」

「違う、俺たちは歴史通りにするだけだ」

「俺たちとは一生相容れないな」


ゼロは剣で『ネクロマンサー』の首を切り落としたが・・・・・『ネクロマンサー』の死体が赤く光り輝き、大規模な召喚魔法が発動された。


「あ、こいつ 死んだら召喚魔法が発動されるように仕掛けていたな」

「あの巨体、ドラゴンゾンビですか?」

「ドラゴンゾンビだな」


ゼロとシャルはドラゴンゾンビと戦う羽目に




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