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ほぼオリジナル/謎の二次創作とノーマル二次創作

宮廷書記官への対抗 〈二次創作5〉

<なろう作品の読者を妄想してみた短編第五弾>


*こちらの作品は、鷹野進様作品の『宮廷書記官リットの優雅な生活』の二次創作になりますが、ほぼ一次創作内容の短編で、原作の雰囲気はありません。原作の雰囲気を求める方にはおすすめしません。

ネタバレなし、単独でも読める短編になっております。

鷹野進様の許可をいただいております。






黙祷を終え、目を開ける。

テレビの画面では、黙祷を捧げた北の方角にある会場の映像が流れている。


三月の震災で亡くなった人を私は誰も知らない。

それでも、見ず知らずの人の死を悼むことなく、ただ居る事も出来ない。


知らない誰かに祈りを捧げられて、彼らに意味はあるのだろうか。

分からないが、私は来年も黙祷をするだろう。


テレビを消そうと、リモコンに手を伸ばした時、インターホンが鳴った。


「こんにちはー。湊さん、宅配便でーす。」


「今行く。」


晴れた午後の風を通すため、窓は開けっぱなしだ。インターホンの意味はほぼ無い。


顔見知りになった宅配業者から、荷物を受け取る。


「またネット通販ですか?すっかり慣れましたね。」


「あんたらを忙しくさせて、申し訳ないな。」


「いえいえ、またのご利用お待ちしてますよ。それに、湊さんのような方々こそ使った方がいいですよ。」


年寄り扱いというよりも、本当にそう思うのだろう。


「八十過ぎのじいさんが、ネットを使うのはあまりないだろう。うちの孫のように、いちいち教えてくれる人がいないと。ネット通販なんて怖くて出来ない。」


ははっ、と軽く笑うと、宅配業者も確かにと首肯して、車に戻った。


テレビをつけたまま、届いた荷物を開けると、A4サイズの布張りの証書ファイルが注文通りの紺色で入っていた。


賞状を二つ折りにして入れるとちょうどいいサイズだ。


孫の卒業証書を初めて見たときは、わざわざ賞状に折り目をつけるのは、よろしくないように思え、抵抗感があった。しかし、貰ってからの置き場などを考えると大変理にかなっているとわかった。


これで必要なものは、揃った。


今度こそテレビを消して、三時のお茶を用意した。


***


一昨年から近くに住み始めた孫が、敬老の日に孫代表として、タブレットをプレゼントしてくれた。


最初は抵抗感があったが、調べ物や読み物をする時、指先で拡大が出来ると知ると、なかなか便利なものだと思うようになった。


ネット通販も、このタブレットで孫に教わった。

一年以上経った今では、ひとりでもネット通販ができるようになった。


ただ、あまりにも簡単に買い物が出来てしまうので、ネット通販をしたら、その分をクレジットカード専用の口座に入金するようにしている。


明日にでも、銀行へ散歩がてら行く予定だ。


八十過ぎで、ひとり暮らしをしていると、決まったルーティンで過ごさないと体が動かなくなるように思う。


それに、その通りに動いていないと、体調が悪いのかと心配をされてしまう。


そのルーティンで、三時のお茶を飲み、タブレットで小説を読む。


孫が教えてくれたサイトだが、女の子の孫とは好みが合わず、自分で小説を見つけるようにしている。


検索をかけるのも億劫で、新着に出ているタイトルを適当に選び、気に入った時はそのまま通しで読んだりする。


そして今日は、先一昨日に見つけた小説の続きを読む。

どうやら、毎日更新されているようだ。


おそらく、毎日新着で見かけていたから、選んだのだろう。


その小説を初めて読んだ時、気に入った文があった。



 『軽やかに文字が綴られる。


 流麗で壮麗。

 絵画を描くように、羽根ペンが走る。

 速い。

 躊躇いなく、綴字誤りスペルミスなく、文字を書き上げていく。黒インクの濃淡。文字を構成する線の太さ細さが秀逸。識字能力がない者でも、その筆跡の美しさにため息をつく。』


宮廷書記官が主人公の物語のようだ。


美しい文字を書く。


今はプリンターで済む行為が、かつての私の仕事だった。


宮廷書記官というほどの役職でも無かったが、定年退職の頃でようやくワープロが入ってきていたくらいの私たちにとって、書類は全て手書きだった。


内側で済む物なら、読めればそれでいい。

しかし、賞状などの対外的かつ栄誉を含む文字を書く時、技術が必要になる。


丁寧に。

けれど、勢いを失って弱々しさを出さないように。

与える側にも、受け取る側にも恥じることのないように。


あらかじめ、鉛筆で線を引き、レイアウトを決める。

文の切れ目と文字の切れ目が出来るだけ合うように、文字の大きさを考え、下書きをする。


名前を書く時が一番の見せ場だ。


堂々と、しっかりと、書き上げる。


出来上がった時、気を抜いて墨に触らないように、移動させて初めて息をついていた。


もう二十年以上前の事だというのに、先月のことよりも、容易に思い出せる。


年を取ると、思い出そうとしている内に、違うことを考え始め、時間があっさり経っていることが増える。


今日は、七話目を読もうか。


眼鏡をかけ直し、タブレットを操作した。


***


ゆるゆると小説を読む。


ふっと気がつくと、覚えのないまま、画面をスクロールさせていた。


もう一度、読み直し、時々目次から前の話を読み直す。


自分が小説を選ぶ基準は分からない。

孫は好きな系統を見つけて読むらしいが。

なんとなく読める物、読みたい物を選ぶ。


明日は孫が来る日だ。


もうすぐ、夫の転勤で引っ越してしまう。


このニ年は、夢のように、遅かったり、早かったりしながら、着実に過ぎていたのか。


宮廷書記官がインクに言及し、そういえば、良質な墨があったなと思い出した。

引っ越す孫に餞別としようか。


***


朝に、下手なウグイスの鳴き声がした。

最初は慣れないものだ。そのうち、朗々と鳴き始める。


毎年のことだ。


朝の散歩を済ませ、銀行にも寄ってきた。


今日の用事は、孫のお守りだ。


孫の来る日の午前中は、生徒ひとりだけの書道教室になる。


孫の藤花(とうか)は、三十歳を過ぎている。

子どもの年齢ではない。


しかし、夫の転勤で一緒にこちらへ越してきて、しばらくの間、子どものようだった。


こちらへの転勤を機に、藤花は仕事を辞めた。

望んだ仕事で、ずっと続けていたかったと、泣きながら言っていた。


藤花は、こちらへ引っ越してきて、すぐの頃は慣れない場所に必死だった。それが、専業主婦となり、生活環境になれたころ、子どものようになってしまった。


仕事を辞めたく無かった。こちらで短期の仕事をすればいいが、前の仕事と比べてしまって、嫌だと思ってしまう。


夫とちゃんと生活したい。

家事をしっかりやりたい。


だが、誰も知り合いのいない場所で、藤花はずぶずぶと沈んでいった。


引っ越して、最初の挨拶からしばらく会わない間に、藤花は弱っていた。


藤花が生まれた頃、私は五十代で、働くことが中心の生活だった。外孫であったせいもあり、あまり赤ん坊の藤花を覚えていない。


それなら、今が子守の役割の時期なのだと、藤花の面倒をみることにした。


面倒をみると言っても、一緒に住むわけではない。

藤花が来たい時に、私の家に来なさいと決めただけだった。


八十の声を聞いて、書道教室は終わりにしていたが、藤花だけの教室を開くようになった。


子どもの書くような簡単なものから、古典まで。


藤花の話をぽつぽつと聞きながら、二人で筆で書いていた。


転勤が宿命だと分かった上で結婚した。


それなのに、うまく出来ない自分を藤花は責めていた。


私はその時その時、藤花の話で思いついたことを話し、噛み合っているような、いないような、墨の匂いの中の時間を過ごした。


ひたすら二人で書いていた結果、藤花は上達していった。


私は知り合いに頼み、藤花が毎月郵送で競書誌に参加できるようにした。

競書誌に参加すれば、毎月決められた課題を提出して上達すれば、段や級が認定される。


私はもう引退して、競書誌と関わっていない。

それに、これから全国どこかに引っ越すのが既にわかっているなら、最初から郵送での参加が出来、私の知り合いである人のところへ頼んだ方がいい。


先日、その知り合いである書道教室の女性へ、藤花が引っ越すので、これからのやり取りは私ではなく、直接藤花とするようにして欲しいと、電話で連絡した。


お互い女の子の孫がいるせいか、自然と孫の話になった。


「結婚されても孫は孫で、湊先生には可愛くて仕方ないのですね。」


ころころと鈴のような声で笑われた。


「あなたはお孫さんと一緒に住んでいたんだったかな。」

「いいえ、学校帰りに来るだけですよ。

ようやく高校受験も終わって、ほっとしています。」

「それは、それは、おめでとう。十五歳ではまだまだ子どもですね。」

「まあ、ふふふ、ところがそうでもないのですよ。」


すると、秘密を告げるように声をひそめた。


「どうやら、伴侶になりそうな人を見つけたようなのよ。」

「伴侶って、それはまた。気が早い。」

「まあ、そうなるように、わたしが選んで傍に置いたのですけれど。」


また、ころころと笑い声が聞こえた。


そういえば、こういう人だったな、と思い出した。

味方だと何もないので、すっかり忘れていたが、企みの人だった。


「相変わらずですね。」


「まあまあ、褒め言葉として受け取っておきますね。」


年下ながら、手強い人だったな。

しばらく顔を見ていないが、相変わらずなのだろう。


年を取ったようで、何も変わらずにいるようだ。


テーブルを挟んで、真剣に筆を持っている藤花も、子どもの頃と変わらないといえば、変わらない。


だが、変わっているから、色々あるのだろう。

私がどこまで関われるかは分からないが。


「ねぇ、おじいちゃん。」


書きながら、藤花に答える。


「郵送で出すのはいいんだけど、出すまでの添削は、おじいちゃんがしてね。」


決定事項のように言われるが、どうしろと。


「書き上げたら、画像を送るから、それにペンで書き込んでよ。」


また新しい事を覚えないといけないのか。

孫はかわいいが、かわいくないことを言う。


藤花が作った昼食を取りながら、引っ越しの準備が進んでいるのか確認する。


どうやら、何とかなりそうだ。


十日ほど後に、引っ越し前の挨拶に夫妻で来るらしい。


それなら、最後の昼食を奮発しようと私が口を滑らすと、即答で「寿司」と決められてしまった。


特上握りを三人前頼む事にしよう。


いつも通り、書道を教え、いつも通り、昼食を食べた。


それもあと少しだ。


***


藤花の帰った後、少し早いが三時のお茶の用意を始める。

コーヒーの豆を挽きながら、藤花の結婚式を思い出す。


藤花の夫について、事前に聞いて知っていたし、顔も見ていた。

それなのに、式で藤花の隣に立つ制服姿を見た時に、七十年以上前に亡くなっている叔父を思い出してしまった。


こじつけにすぎないと、分かっている。


だが、それでも戦没者に名を連ねている叔父の姿が離れてくれなかった。


幸せそうに照れ笑いを浮かべる藤花を見ながら、残される可能性があることを知っているのかと、聞いてしまいたかった。


コーヒーの豆を挽き終わり、用意していたペーパーに入れる。


細口のケトルを火にかけて、沸騰するのを待つ。


結婚式の日、遠出で疲れていて、悲観的になったのだと思う。

今まで一度も考えなかった事を考えてしまい、余計に不安を感じたのだろう。


誰でもいつかは死ぬ。

私は特にそれが近くに起こると分かっているだけで、いつなのかはわからない。


そもそも、周りがすべて亡くなっていくと、自分だけ死なないのではと、無茶な事を思ったりもする。


浅い微睡の中、深夜に目を覚ますと、とりとめのない思考が私を包んでいる。


昼中の今でも、お湯が沸くまでの間、考えに流される。


気付けば、しゅんしゅんと、沸騰していた。


台所でコーヒーを淹れ、テーブルにマグカップとタブレットを置く。


椅子に座る、立ち上がるの簡単な動作でも、一度止まると動かすまでに時間がかかる。


考え込んだり、動けるようにしてみたりと、案外暇がないのだな、と笑ってしまう。


椅子に座り、コーヒーを口にしながら、昨日のテレビを思い出す。


黙祷を捧げて、見知らぬ人の死を悼む自分を考えたが、そもそも叔父のことを私は知らない。


叔父が戦地へ赴いた時、私は五歳くらいで、亡くなったと知らせが来た時も、十になるかならないかだった。


叔父について知っているのは、遺影になった軍服姿の叔父と、いくつかの手紙、そして、家族からの話だった。


昨日、黙祷を捧げた人たちと変わりがなかった。


叔父のことは知らないが、叔父を知る人から聞いた話が私の中に積み重なって、知っていることになった。


ならば、震災でなくなった人たちを知る遺族の方々がテレビを通して、亡くなった方を悼み、その死を悲しむ事を伝え、それを私が知ってしまったのならば。それは既に私の中で叔父と同じになり、黙祷を捧げることは、意味のない事ではないと気付く。


知ることで、意味が生まれる。


人が亡くなれば、すべてが無くなってしまうということはない。


そうでないと知っているから、墓石を用意したり、手を合わせたりして、祈るのだ。


亡くなっても、私たちの中に在る。


それが在るから、私たちは生きているのだろう。


何もないからっぽなら、生きてはいけない。


過去のことでも、未知のことでも、知ることで私の中に溜まっていき、私は在る。


目の前にあるタブレットが私の知らないことを教え、それを私が拾う。


拾ってから、さてどうしようかと、時々考えさせられることもある。


手を伸ばし、テーブルの上にある老眼鏡を取り、かける。


今日も宮廷書記官は更新されている。

ゆるゆると指を動かして、スクロールする。


コーヒーを飲む。


「明日の散歩は、クッキーを買いに行くか。」


作中の食べ物は、なぜか欲しくなる。


手近なメモに、クッキーと書き、そのまま、別の紙に思いついた文章を書き連ねた。


***


三月は、隠居の身にも忙しさがやって来るのか。


藤花と約束した最後の昼食の日があっという間にやってきた。


藤花の夫も一緒だ。


忙しいだろうに、わざわざ時間を作って二人で来てくれた。

それだけで、私の藤花夫妻への不安は、ただの疲れのせいだったと笑えてしまうのは、何故だろうか。


理屈を並べても、意味がないこともある。


そもそも意味を求めることも、不要なのかもしれない。


長く生きていると、色々なことが大事で、色々なことが些事だ。


「おじいちゃん、お寿司は?」

「ちゃんと届くから、お茶にしなさい。」

「これ、少しですが、コーヒーです。」


藤花の夫が手土産を用意していた。


「ちゃんとした豆じゃないとおじいちゃんは飲まないよって、冗談で言ったら、南斗(みなと)くん、デパ地下なら間違いないって、わざわざ行ってきたのよ。」


面倒な嘘を藤花がついていた。


そして、藤花の夫の名前は、私の苗字と同じ、『みなと』で、心情的に面倒なことを思い出した。


「コーヒーの酸化したものが嫌だと言ったんだ。」

「じゃあ、今みんなで飲もうよ。」

「藤花、お前が淹れなさい。」


かつての暗い面影は、藤花にはもう無い。


藤花の中で、何か折り合いがついたのだろう。


引っ越し先では、パートタイムで始めようかと、軽い口調で最後の書道教室で言っていた。


孫はかわいいが、旅に出る。


南斗くんにカップの場所を教え、私は自室へ荷物を取りに行った。


旅立つ藤花への餞別として、墨ともうひとつ用意したものを手にして、テーブルの方へ戻る。


台所から、コーヒーの香りと、二人の話す声が流れてくる。


テーブルの上には、今朝、散歩先で貰った河津桜がひと枝飾ってある。


今年の花見はひとりなのかと今更気付いた。

それも新しいことだから、良いだろう。


コーヒーのカップをお盆に乗せて、南斗くんが台所から来た。

藤花は、持参したクッキーを皿に乗せて持ってくる。


先日、私が買ってきたクッキーを見ていたらしい。

薔薇の形をしたクッキーだった。


テーブルにそれぞれ置いたのを見てから、私は藤花の前に立った。


「コーヒーの前に、藤花へ餞別をやろう。」


墨は一度テーブルに置き、紺色の布張りを手に持ち、藤花の前で両手で広げて持つ。


咳払いをして、息を吸う。


「卒業証書」


私が読み始めると、藤花が固まった。


「ー藤花殿

貴女は、夫の転勤に伴い、環境の変わる中、毎日家事をこなし、内助の功に努めました。

また、書道を修めながら、祖父に通信の技能を習得させました。

よって、課程を修了したことを証します。

令和…」


言いかけて、ふと目の前の藤花を見る。


顔を真っ赤にさせて、ぼろぼろと涙を流していた。


「まるで結婚式の逆だな。」


ははっと、笑ってしまう。


久しぶりに、賞状に鉛筆で線を引き、筆で書いた。

今までで一番の心を込めて。


印は、書道作品に使った物から選んだ。


ちょっとした思いつきだ。


宮廷書記官の小説を初めて読んだ時に、藤花への餞別として思いついた。


かつての自分の誇った仕事だ。


藤花も引っ越し前に、誇っていた仕事があった。


それが継続出来なかっただけで、得た事は消えてはいない。


まさか孫に書くとは思わなかったが。


涙の止まらない藤花へ、くるりと紺色の証書ファイルを回して差し出す。


泣きながら、右手、左手と順に手を動かして、藤花は証書を受け取った。


「卒業おめでとう。」


一度も言った事がないのに、違和感なく口に出た。


藤花は、これから北へ引っ越す。

私が黙祷した先だ。


もしかすると、私のことを知らない、私がテレビを通して知ってしまった人に会うかもしれない。


祈りに意味があり、そして届くのなら、藤花をお願いします。


藤花が南斗くんと日常を送り続けられますように。


私の年まで二人が共に月日を送れますように。


泣き止まない藤花に、南斗くんが箱ティッシュを差し出している。


鼻をかみ、震える声で、


「おじいちゃん、ありがとう。」


と、藤花が言ったので、


「宮廷書記官より、凄いだろう。」


と、返すと、


「何、それ。」


と言って笑った。




おじいちゃんが出てきた段階で気づくべきでしたが、まったく原作の雰囲気がありません。原作文はもっとシェイプがかっこいいんです。

対抗意識出さないで、おじいちゃん…


誰かイラスト描いて!と思うリット書記官が素敵な文体で書かれているこの二次創作の元はこちらです↓

https://ncode.syosetu.com/n2941gv/



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[良い点] 宮廷書記官の優雅な日常の雰囲気有りますよ!
[良い点] 読み終わった時に、祈り、命の儚さ、ネット通販、名前、A4サイズの証書ファイル、三時のお茶、ルーティーン、宮廷書記官が主人公のネット小説などなど、作中に登場する色んなものがまるっとまとまって…
[一言] 滅茶苦茶感動しました!!!! おじいちゃん……!!(ブワッ)
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