まだまだここからなのだよ!
草原で昼・・・・・・
ライオン皇太子・・・・・・
コウ・ガ・ナナミツ・・・・・・・
風に揺れる・・・・・
金髪が美しい・・・・・
威風堂々の偉丈夫の青年・・・・・
黒い瞳が美しい・・・・・・
ヴァコノエ服で・・・・・
金の獅子が胸に描かれ・・・・・・
ジョーに手を差し出し・・・・・
「君ならば成せるかもしれない」
「善き統一を」
一抹の悲しみを・・・・・・
美しく微笑み・・・・・
ジョーは思い出す・・・・・・
「そうかユキナ君は本気で」
ははははと・・・・・・
そうかそうかと・・・・・・・
ジョーは握手し・・・・・
「さあどうでしょう」
穏やかな表情で・・・・・
赤が映える黒のヴァカリギヌ姿で・・・・
この服装の時は大半今まではダメ青年・・・・・
ぼくーぼくーゆきーなーと・・・・・・
このように落ち着き凛々しき場面など無く・・・・
コウはもう何も言わない・・・・・
ただ悲しさと納得の微笑みを浮かべ・・・・・
握手後・・・・・・
「はいよー」
馬を呼び出し跨り・・・・・・
走り去る・・・・・・
ジーと見つめジョーは呟く・・・・・・
「善が立つ物語は綺麗だ」
「だが間違えている」
「善はただ幸福に」
「立つことなく」
「皆に愛され不幸なく生きるべき」
「立つならどう足掻こうが悪辣に染まる」
となりにユキナが・・・・・
ヴァラフ姿で落ち着き・・・・・
サングラス着用・・・・・
白いシャツはスケスケ・・・・・
赤い服で胸は隠し・・・・・
下はデニムズボン・・・・・
「どうでしょう」
兎に角クールビューティー・・・・・・
やっぱりユキナが最高だね!
ユキナはジョーを見つめる!
輝くサングラス!
きりっと!
ケモミミピンと!
「ジョー」
「それより」
「早く行かないと」
「もうバーベキュー始まっています!」
ジョーは頷き・・・・・
「いこう!」
「はい!」
ユキナは笑顔を弾けさせ!
素晴らしき悪辣伝は始まったばかりだ!
お読み頂き有難う御座います。