始まり・・・・
白い髪のポニテケモミミ美女・・・・・
赤いヴァコマンダー姿で・・・・・・
捕らえられた二人の男を・・・・・・
ヴァコノエ姿の二人の後姿を・・・・・
眼鏡を煌めかせ・・・・
緑の瞳で冷たく見下す・・・・・・
都市の軍事拠点・・・・・
そして都市長の執務室・・・・・・
年めしの男が・・・・・
捕らえらて居る男が叫ぶ・・・・・
愚か者がとそう意を込め・・・・・
「ユキナ裏切るとはな」
「其処迄愚かとは」
「思わなんだわ」
拘束枷を手足につけられ動けず・・・・・
それでも強気に・・・・・
叫ぶ男・・・・・
ユキナ共にフォクス種族・・・・・
もう一人はライオン種族・・・・・
「父上はともかくとして」
「皇太子様がのこのこ来て下さるとは」
ユキナは二人の後ろに立ち・・・・・・
氷の微笑みで・・・・・・
冷たく・・・・・・・
「あーやはり」
「さいこうだ・・・・」
ライオン男はだらしなく・・・・・・
「「・・・・・・・・・」」
ユキナは気を取り直し・・・・・
「後続が壊走すれば父上もご理解出来るでしょう」
「ばかな!」
「本隊だぞ」
「討ち滅ぼせる戦力など」
「ある訳がないだろ!」
ユキナは・・・・・
「連れて来てくれるわけですよ」
「父上が強気な理由が」
はっと・・・・・
「既に裏切りが」
「馬鹿な何故」
ユキナは・・・・・
「さあどういううことでしょう」
「冗談ですよ」
「父上」
「いずれおこたえいたします」
「では」
ユキナは指をならす・・・・・・
ドアが開き・・・・・・
ヴァトルーヴァーが複数人・・・・・
「ご協力を」
「うむ」
「丁寧にかたじけない」
「もうおわりなのかー」
「「「・・・・・・・・・・・」」」
ライオン男の言葉に沈黙が・・・・・
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