7人の武器
人々は理由を持って生きている
憎いから殺し、可哀想だから涙を流す。
何故殺した?何故泣いた?と聞くと、憎いから、可哀想だからと言うだろう。
学生が勉強するのは将来のため。大人が仕事をするのは人々のため、家族のため。理由のない行動など、ふざけている時ぐらいだろう。
とある世界に、とある7人の者達がいた。
一人は剣を、一人は銃を、一人は杖を、
一人は鎌を、一人は槍を、一人は盾を、
そして一人は、〈理由〉をとった。
彼らは、自らが持つ武器と、自らがそれを持った意味を求め、
旅をした。
彼らは旅の途中、意味を求め、大勢の〈悪〉を殺した。
そしてその〈悪〉達はその世界の〈神〉の手先達だった。
しかし彼らは、その事実に驚くことなく、逆に喜んだ。
「意味を求めるなら、神と戦った方がすぐに分かるんじゃないか?」「こんな手下持ってんだからどーせろくな神じゃねぇ」
などと言いつつ、彼らは神殿に向かった。神は強かった。
彼らは神を封じた。そして彼らは、何百年後かに神が復活してもいいように、子孫を作り、武器を託す事にした。
しかし〈理由〉をとった者は、子孫を作らず、神が復活したときに、何者かに、武器を託す事にした。そしてその範囲は、全ての世界の全ての地域に及んだ。
初めてなので何を書けばいいか迷いましたが
やはり最初はこれがいいと思います。
これからよろしくお願いします‼