始まりの音
始まりであり終わりである場所
そこへたどり着いたときにはあの人のように大きく、強くなっているだろうか。
そんな思いを胸に少年は何度でも立ち上がる。無能で単純思考の少年エミルは唯一の家族であり、友であり、守るべき人…否、守らなくてはいけない人のために
そんな彼を周りはいつも嘲笑っている。
「無理だ。お前なんかに出来るわけがない。fast gameも突破できないお前なんかに。」とまで軽蔑の視線を送りつけてくる者までもが居るなかエミルは自信有り気にこう答える。「俺は弱くなんかない。弱いのはお前らだ。fast gameで得たものを自分の強さに変え、再び挑戦する。自分の世界は自分で変えるんだ。」
エミルがこう答えるのは師である祖父の教えだからだ。祖父は強く、歴代最強の魔導師とまで言われた母を育て上げた凄腕でもある。しかし、祖父はエミルが10歳であった5年も前に行方不明になり消息も掴めていない。理由は不明だか祖父が肌身離さず持ち歩いていたペンダントがケミスタン大森林の奥深くで発見されてしまった。走馬灯のように過ぎ去っていった過去の話だかエミルはしっかりと覚えていた。
これから始まるのは無力な少年エミルの物語である。
闇という漆黒が囁いた「it's show time」
この世界には影という存在があるとこをエミルはまだ知らなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー初投稿となります。
文法や誤字、脱字、言葉の意味が違ったりと間違いが酷いこととは思いますが見て頂いた方には感謝申し上げます。
小説はかなり読む方だと思うのでそれっぽく作っているつもりなんですが…(笑)
この作品はファンタジー的な感じいきたいなと思ってます。
最後に、小説の執筆は初めてなのでわからないことばかりです(笑)この後書きのやり方も完全に長月先生(リゼロの原作者さんです)をパクってます←
長い目で見ていただけたらなと思っているのでお付き合いお願いします!