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息子の誤算
俺は、少しずつ貯金をしていった。そして、就職から7年後に、俺は両親へ旅行券と交通費を、プレゼントした。
両親は喜んで、受け取ってくれるだろう。俺は、そう思っていた。しかし、両親は予想外な反応をした。
「漢一には済まないが、この旅行券と交通費は、有効期限ぎりぎりまで、使わないでおきたい」
父が言い、母も黙って頷いた。
その理由を聞くと、あるタイミングで使いたい、との事だった。また、その使い方は、両親と俺にとって、喜ばしいものであるらしい。
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