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息子の姿

 父は、俺の大学進学を、とても喜んでくれた。

 高校へ進学できず、中学時代も不登校の期間があった父は、成績優秀な人間ではなかった。しかし、不登校の間は家で自習し、中学卒業後も、親から買ってもらえた教科書を読む程、父は勉強家であった。

 転職した際にも、父の勉強熱心な性格が、発揮されていた。父が、大学で勉強をしたかったであろう事は、容易に想像できた。

「僕は大学へ進学できなかったからね。漢一が大学へ通えている事が、とても嬉しい」

 父は、幸せそうな笑みを浮かべていた。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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