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子供に気を遣わせる親
俺と舟刀は、決して表面的な友人関係を築いていたのではない。互いに、気が合うと思っていた。
そのため、親のために、家へ招待している事も、互いに包み隠さず話していた。そして、俺は一つの思いを抱いた。
俺の父と母も、舟刀の両親も、子供に気を遣わせる親なのかも知れない。俺は、そう考えた。
だが、この考えは、俺の頭の中で、すぐに否定された。俺の妹は、両親に気を遣っていないためである。
両親は同じでも、妹は俺と違い、父が傷つく可能性があろうと、悲しむと分かっていようと、お構いなしだったのだ。
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