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第二次反抗期
妹の場合は、俺と違って両親に反抗した。特に父に対する反抗心を、強く持ってしまった。
この時、既に妹は中学生になっていた。年頃の女の子が、父親を避け、汚いなどと言う様になるのは、一般的な現象である。男である俺でも、それは知っていた。そのため、この辺りの問題については、さして気に留めなかった。
しかし、妹の場合、父に向かって再び"のろま"と言ったのである。しかも今回は、幼少期の様な無邪気かつ無自覚な状態ではない。自覚的に、蔑む気持ちを持って言ったのだ。
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